アプローチ・バンカー

アプローチショットで距離がピタッと合うようになるための練習方法

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ゴルフにはホール・カップという最終目的地があり、そこまで何回で運べるかのレースです。

短くいえば「距離と方向合わせのゲーム」となります。

 

その1打がどんなライからどのくらい遠くまで打つのかその都度違いますが、ただ飛ばすだけでなく、距離のコントロールが上手く出来なければスコアはまとまりません。

 

ドライバーだけはちょっと別で、とにかく方向そこそこであれば喉から手が出るほど距離がほしいショットです。

しかし2打目以降は大きすぎても短くてもガッカリで、距離のコントロールは”さじ加減”がポイントです。

 

特にシビアなのはアプローチで、ピンが近いとその分高い精度が求められます。

残りの長~い距離を残して3パットの心配をするか、ベタピンに寄せてストレスのない1パットで上がるかは天と地の差がありますからね。

 

そんなわけで、今回は距離感、そしてアプローチの距離を念頭に置いた練習方法を紹介していきます。

 

ピタッとタテカン(距離)が合わせられるショットの練習

 

ざっくばらんに言って、精度の高い距離感を身につけるには練習量を増やすこと、ラウンド回数を限りなく多くすることが体に教え込む早道です。

その意味ではショートコースを何度も回るのは効果的です。

 

しかしそれを一般の社会人が仕事の傍らで行うのは簡単ではありません。

お金はかかる、上司には睨まれる、家庭では仲間外れにされるなど環境が許してくれません。

 

そこで初心者の方や100切り近い方などが、自分なりの距離感を簡単に作れる方法をご紹介していきます。

 

好きな距離を残すにしても…

ひとつにはコースマネージメントの問題があって、30、50、70ヤードのような中途半端な距離は残さない攻め方も大事です。

そうすれば苦手な距離で打つ必要もないでしょう。

 

しかし、よく考えてみるとその距離を残そうとするショットがそもそも打てないなら話は始まりません。

やはりイメージした距離感を養うことが大事だとわかります。

では高度な距離のコントロールはどうしたら身につくかを解説しましょう。

 

距離をコントロールする基本

放たれたボールの飛距離を決まる要素はなんでしょう。

その辺から掘り起こすのが正しい考え方です。

①ヘッド・スピード
②使用クラブ(ロフト)
③風やライ
④フェースのどこに当たるかの具合
⑤振り幅や力の加減と回転の多寡

ざっとこのようなことから結果が出ます。

 

風はフォロー、80ヤードをギャップウェッジで短く持ってスリークオーターで打つときと、サンドウェッジで短く持ってフルショットしたらどちらが飛ぶのかも知っておかなければならないことです。

ただし前者は、かなり高度なテクニックでのタテカンの精度が要求されます。

フルショットに近い方が反復性の点で勝っています。

 

犯しがちなミスショット

振り切らないスリークオーターなどのショットの難しさは、距離を合わせようとして「力加減」するところにあります。

ダフリやトップは手加減するときに多発します。

いつものスイングチェック項目のほかに、大きすぎず小さからずという要素が加わってメンタル的に混乱してしまうからでしょうね。

 

よく時計の針になぞらえて、テイクバックは10時でフィニッシュは3時で止めるなどと腕とクラブの振り幅を管理することがあります。

練習でその打ち方を体にいやというほど叩き込んでおけば成功率はかなり上がるでしょう。

 

しかし、練習で感覚がつかめないままその時計の針システムを行うと、自信がないためにミスになるケースがほとんどです。

 

ミスの原因の多くは、”距離調整”にばかり気をとられてしまい、体の回転のコントロールを忘れて手打ちになるからです。

これは距離感の精度が、腕の振り幅や力の加減だけではないことを如実に証明しているミスショットといえます。

 

ボディターン無視では安定感は出せない

このように、距離感を振り幅だけでコントロールしている人に対して、50ヤードは25ヤードの倍の振り幅ですかと聞くとそうではないようです。

それをどの部分で調整しているのかを理解していきましょう。

 

先ほど例を挙げましたが、体の回転を考えることなく単に腕の力と振りに頼ってボールを飛ばしコントロールしようとするのは、できないことではありませんが感性だけではバラつきがでて精度が下がります。

50ヤードのショットを10発打って、いったい何回2m以内に入れられるかというのが反復性に基づいての精度です。

たまたまピタッと行くかもしれませんが、同じ50ヤードでも場所を変えライを変えると打球はバラバラになる可能性があります。

 

重要なことはショットの再現性で、ボディーターンをどうするかです。

先に結論を言えば全く逆に腕の振りを小さくして、その代わり肩の振幅を大きくゆっくり回転させることで反復性が生まれるのです。

 

100ヤード以内なら時計の針を意識するにせよ、常に同じリズムをスイングし安定性と精度を高めるボディターンの練習が必須だということになります。

 

アプローチの距離を決めるルーティーン

 

距離はいつも決まったルーティーンで行うと精度が上がります。

 

ひとつの例として挙げると、

①使うクラブを決めます。
②ボールから1ヤード以上離れた場所で、ライが似ているところを探します。
③そこで2~3回素振りをして芝の抵抗をアタマで記憶します。
④ボール後方から弾道のイメージを作ります。
⑤スイングは体の回転が主役、腕の振り幅などがわき役だと練習通りのスイングをリズムよく振ります。

 

ゴルフに限らずルーティーンを決めることは脳科学的にも有効であると認められています。

くわしくはこちらに書いてありますので、興味のある方は一度読んでみてください。

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打ちっぱなし練習場で距離感を養う練習方法

 

打ちっぱなしでよく見かけるのは「同じクラブで何度も打ち、良いショットが出たら一つ上の番手に上げる」といった練習方法ですが、これは非常に勿体ないです。

 

思い返してほしいのですが、ゴルフ場でプレーするときは「ドライバー⇒ウッド⇒アイアン⇒ウェッジ⇒パター」といったように、打つたびに距離の出ないクラブに変更しているハズです。

同じ番手のクラブを連続で使用することの方が珍しく、また次のホールに行くまでは「番手を上げる」ショット自体も出番が少ないハズです。

 

ひとつの理想形としては「ゴルフ場を思い浮かべて1打ごとにクラブを変えて打つ」ことですが、ここでは「距離感を養うための練習方法」をお伝えしていきますので、少し違った方法を紹介します。

 

使用するクラブは

  1. サンドウェッジ
  2. アプローチウェッジ
  3. ピッチングウェッジ
  4. 9番アイアン
  5. 8番アイアン
  6. 7番アイアン

の合計6本です(7番アイアン以降の全クラブと考えてください)。

まずは1をフルスイングでショットします。

つぎに4で同様にフルショット、今度は2で…といったように「アプローチで出番の可能性があるクラブ」を1球ずつ距離が出ないクラブと距離が出るクラブで交互に打ち分けていきます。

上記例では「1⇒4⇒2⇒5⇒3⇒6」といった感じです。

 

このとき距離や当たりなどは一切無視で構いません。この練習で掴むのは「スイングの再現性」です。

前述しましたが、アプローチのミスの大半は「手加減によるもの」で、特にウェッジは残りの距離が短いから手加減をしがちです。

また、クラブの番手が上がると力みからかスイングが大きくなり、これもミスに繋がります。

 

どんなクラブでも同様の力感でショットができるようになると自信がつき、必然的にアプローチも得意になってきます。

ここまで来たら今度はクラブ別に「フルスイング・スリークォータースイング・ハーフスイング」の距離感を養っていきます。

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アプローチの距離感を養う練習法のまとめ

 

 

アプローチの距離感を養う方法のもうひとつに「なるべくボールを上げない」という方法があります。

 

残り30ヤードからフワリとボールを上げてワンピン圏内に寄せることができたらそれは気持ちが良いでしょう。

ただしそのショットは非常に難しいテクニックで、100を頻繁に切るようになってから習得すれば良いです。

 

それよりも「最初からボールを転がす」くらいのイメージでアプローチをすると、驚くほど距離感が合ってきます。

 

ボールを上げようとすればするほど、ボールの手前を打ちすぎてダフったり、開きすぎたフェースがボールの中心より上に当たりトップしてしまいます。

ボールを転がすというイメージがあれば、たとえトップしても狙っていた距離感に近いショットができますし、意外とすんなりボールが上がり「ナイスアプローチ」に繋がります。

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