アプローチ・バンカー ゴルフ上達

バンカーでのトラブルショット(ガードバンカー・目玉・左足下がり)はこうやって脱出!

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バンカーショットは得意ですか、苦手ですか?

バンカーに入れたいと考えているゴルファーはあまりいませんよね。

 

平らなバンカーから脱出するショット自体はそれほど難しくありませんが問題は「ライ」次第です。

左足下がり、極端なつま先下がり、スタンスがバンカー外になる位置や目玉になると困難を極めます。

 

さて、そんなわけで今回は難しい「バンカーショット・トラブル編」です。

バンカーに関する基礎知識やルール、状況別のショット解説をしていきます。

 

バンカーに入れたらトラブルは覚悟!

 

YouTubeにはフィル・ミケルソンがバンカー(極端な傾斜地)から、ピンの逆を向いてナイスオンさせた曲芸ショットがアップされています。

バンカーは困難な状況にあっても、対応の仕方とテクニック次第でその人ごとに大きな成果の違いが出ます。

 

バンカーに入れて現場に行ってみたら前の人が荒らした後、足跡に自分のボールがあったりするとガッカリしますよね。

でも、ラッキーとアンラッキーの差が激しいのはゴルフというスポーツの特徴でもあります。

気落ちなどしている暇はありませんよ!

 

バンカーの種類ってどんなものがあるの?

ひと口に”バンカー”と括っていますが、実際にはいくつかの種類があります。

 

①グリーン・サイド・バンカー

和製英語ではガードバンカーと呼び、円形もあればギザギザ型やハート形もあります。

バンカーの中に島のような芝生の部分があったり木が生えていたりブッシュがあったり、中にはグリーンの真ん中付近にド~ンと掘られたものもあります。

どこに止まるかはまさに運次第です。

 

②フェアウェイバンカー

和製英語ではクロスバンカーです。

ボールがOBに飛び込みそうなところを救ってくれたりします。ので、一概に”入れたら困る”だけとは限りません。

 

③グラスバンカー

バンカーという名前ですが、ラフが窪地になっているところです。

 

④ポットバンカー

ポットとは「壺」の意味で、大きさは極端に小さくて深さのあるバンカーのことです。

どちらかというとグリーンに近い側の壁が高く、素材は芝生を平らに積み重ねてその面を平滑にした作りで、垂直に切り立っているのが一般的です。

 

スコットランド辺りのリンクスコースはこれが普通のバンカーで、ソッドウォールバンカー(Sod wall bunker)とも呼ばれ造形美に溢れています。

日本では旧軽井沢ゴルフクラブにあるくらいでしょうか。

 

番外=アリソン・バンカー

バンカーの種類ではありませんが、1930年に来日した英国人のコース設計家、チャールズ・ヒュー・アリソンが日本に遺した名物バンカーです。

彼は東京ゴルフ倶楽部・朝霞コース設計のために招聘され、いくつかのコースにこのアゴが高く法面がそそり立っているバンカーを作り、後の時代に独特のデザインから「アリソン・バンカー」と呼ばれています。

 

バンカーのルールでよく間違えること

 

バンカーでアンプレアブルの宣言をしてからプロでも勘違いする処置があります。

 

アゴに突き刺さってどうしてもボールが打てないというときなどは、アンプレアブルという処置はバンカー内でも可能です。

ただし、ボールとピンを結んだ線の後方線上にドロップするという規定を誤解してしまうことがあります。

落下地点がバンカーの外に出てはいけません。あくまでもバンカー内にドロップします。

 

また、砂に埋まってしまったときに、指やクラブで触ってはいけないという規則の勘違いもあります。

このケースは誤球をしなくてすむように、必要最小限に砂を指などでよけて確認することができます(必ず元の状態に戻すことが条件)。

 

その他、バンカー内のルースインペディメントを指でつまんで取り除く方がいますが、これはルール違反です。

ボールに寄り添っている木の葉や小枝は、そのままあるがままにプレーします。

 

ただし小石の場合は別で、クラブを傷めたり飛んで行って人に当たる危険があるため、ローカルルールで除去が許されているコースもあります。

 

バンカー内で左足下がりの傾斜地にあるボール

 

バンカーショットで難しいのはこのケースです。

このライが得意だというプロもアマも聞いたことがないほどのC難度です。

 

こうなってしまったら、真っ先にピンに寄せようという考え方を捨てましょう。

失敗する方の多くはその思いを捨てきれず、わずかな可能性に頼ってしまいます。

この状態からボールを高く上げることはプロでも難しいので、最初から期待しないことが大事です。

 

この場合のコツは以下のようになります。

 

①オープンスタンスは右の太ももがバックスイングの邪魔になるので、右足を10~20cm後方に引いたクローズスタンスで構えましょう。

斜面に対してアドレスの取り方は、最初からフィニッシュのポーズ(打ち終わり)で肩と腕の振りだけに限定します。

 

体重は初めから終わりまで左足に90%掛ける意識を持ち、スイング中の体重移動は不必要、シッカリ振り切ります。

砂にヘッドをドスンと入れただけで止めてはいけません。

 

③クローズに構えると、クラブをインサイドに引いてそのままインサイドからダウンブローに打ちたくなりますが、これではボールに当たる前に砂に打ち込んでしまいます。

必ずアウトサイドイン軌道を心がけましょう。

 

⑤インパクト後はすぐにコック(手首)を使って素早くヘッドを抜きます。

これはすくい取る砂の量を少なくするテクニックです。

多少オーバーしようと脱出できればOK、ただしボールをリーディングエッジ(刃の部分で)トップさせないことに重点を置きます。

 

目玉のバンカーショットのコツ

 

時々均等に均されていないバンカーや、マナーを守らない前の組の人の残した足跡などに入るときがありますが、全部ひっくるめて”目玉”の打ち方で大丈夫です。

ボールの何パーセントが砂に埋まっているかで若干変わりますが、第一に考えることは通常の2~3倍の砂をとらなければいけないということです。

そのためにはボールの手前5~6cmも手前の砂を、叩くというより差し込む感覚でパワーも最大限使います。

 

①フェースの向きが通常のオープンではいけません。

逆に砂に深く入りやすく、砂の量がとりやすい閉じた形でないとパワーロスとなりますので、フェースは閉じてスイングします。

 

②パワーを砂に伝達するためには、アドレスから体の軸を左足に寄せることが重要です。

 

③砂の抵抗は強いので、クラブを長く持ったら力が伝わりません。

思いっきり短くて大丈夫です。

 

④ハンドファースト、ハンドダウンの構えが必要です。

最初に構えたときから、目の位置はボールよりピン寄りに置いたほうが楽に出ます。

 

距離を出したいときのバンカーショット

 

20ヤードくらいまでなら、通常のエクスプロージョンショットで問題ありません。

距離の調節は振り幅とヘッドスピード、あるいはクラブフェースの開き具合で調整できます。

ただし、30~50ヤードとなると話は別です。

 

①まず使用クラブは柔軟に考えましょう。

どんなシュチュエーションでもサンドウェッジ一本やりでは応用が利いていませんね。

AW、PW、場合によっては9番アイアンでも大丈夫、クリーンヒット(砂に触らずにボールを打つ)しない限り、通常の飛距離の半分程度しか飛んで行きません。

 

砂の取りすぎはミスになります。

ハーフトップするつもりで砂を薄めにすくい取り、打った後は素早く手首を返しましょう。

スタンスは開かずに通常のスクェアで大丈夫です。

 

③平らな場所でも左足が上がっていても、体の軸が右足に掛かっていたら失敗します。

バンカーショットはダフリショットと違います。

しゃくり上げるような打ち方は止めましょう。

 

④肩から手首→クラブヘッドまでに角度が必要です。

そのラインが直線的な方は距離があるバンカーショットでうまく打てません。

アドレスした時から、手首とシャフトにしっかりした(通常以上に)角度が必要です。

こうすると薄めに砂が取れて距離が出ます。

 

トラブルになったバンカーショットのまとめ

 

ウォーターショットもバンカーショット同じと考えて大丈夫です。

プロはボール全体が沈んでいても打ちますが、初心者の方は3分の一以上見えていたら挑戦しましょう。

アタマの中で水を砂に置き換え、ボールの手前3~5cmにリーディングエッジを鋭く入れます。

振り抜かなくてもパワーがあればボールは出せます。

 

力は砂の時の倍以上かかると考えていいでしょう。

通常は飛びすぎることはありません。

 

バンカーに限りませんが、コースはみんなの共用です。

マナー最優先を念頭に、自分が荒らした後はきれいに均しましょう。

自分が荒らした後だけではなく、周辺の修復もして気持ちよくプレーを続けることがスコアに必ず良い影響が出ます。

ゴルフはそうした目に見えないメンタル面のこともスコアに含まれているのです。

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