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センターシャフトのパターは初心者向き?打ち方とメリット・デメリットについて解説

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多くのプロゴルファーは「ツアーで勝ち負けを決めるのは、結局パッティングの良し悪し」と答えることが多いです。

これはプロに限った話ではなく、アマチュアであってもスコアの40%近くがグリーン上の打数です。

 

また、グリーンでのパッティングだけでなく、グリーン周りのアプローチでもパターを多用するプレーヤーが増えてきています。

スコアがまとまるからでしょうね。

 

プレーヤーによってはショットの50%近くを占めるパターですが、最近のタイプをよく調べてみると、プロ達の間でも使用者が増えてきている「センターシャフト」が人気です。

 

センターシャフトに関して周りのゴルファーに聞いてみると、「とても感触がいい」と熱く語る方もいれば、「フェースをボールに合わせづらい」とか「芯の位置が感覚的につかめない」など人によって様々な意見が出てきます。

 

果たしてセンターシャフトのパターとは一体どんなプレーヤーに向いているのでしょうか。

そのメリットとデメリットをまとめてみました。

 

パター以外はヘッドセンターにシャフトを差し込めないルール

 

市販のよく見かけるパターはピンタイプやマレットのように、中心からすこしヘッドのヒール寄りにシャフトが刺さっています。

ところがセンターシャフトはヘッドのセンターにシャフトが入っている(ストレートインも含め)点からして一風変わっているといえましょう。

 

パターがゴルフバッグの中の13本+1本と分別されるのは、ルールの違いも関係しています。

 

クラブの基本ルールとして、ヘッドの重心位置にシャフトの延長線が重なることが禁止されています。

しかしパターだけがこのルールから除外されるため、このようなセンターシャフトのパターが存在するのです。

 

そのことを逆から見ると、クラブセンターにシャフトを指してはいけないというのは、それが相当有利になるからなのかな?と勘ぐってしまいますよね。

 

パターに関する用語を知っておこう

 

これからセンターシャフトのメリットやデメリットについて解説していきますが、そこに出てくる用語の意味が分からないと全体が理解できませんので補足をしておきます。

 

 

ベントネック

 

ベントネック(ベントシャフトともいう)は比較的マレットタイプのパターによく装着されている型で、シャフトの付け根がヘビのように柔軟なベント(カーブ)になっているタイプです。

 

パターフェースの下側で打つプレイヤーには良い転がりが期待できるタイプです。

このネック形は直接シャフトを曲げてパターに挿しています。

ピンタイプにもベントネックがあります。

ネックの曲がりやライ角がちょっと変わるだけで全く別なパターを使っている感覚になります。

 

フェースバランス

 

 

フェースバランスとは、パターの中央付近を指一本で支えたりテーブルに置いたりしてパターのフェースがどこを向くかで確認します。

このチェックをすることで、パターのフェースの先っちょ(トゥー側)が、どれ位の重量なのかがわかります。

 

フェースがキッチリ真上を向くパターをフェースバランスタイプと呼びます。

フェースが上を向かずに縦(斜め)になりたがるのはノンフェースバランスタイプです。

そのヘッドの傾き方が何度かでヘッドの効き具合がすぐに分かります。

 

マレット型やヘッドの重いパターの多くはフェースバランスタイプで、ヘッドのトゥとヒールの重さが均等なので真っすぐ引いて真っすぐ打ちやすくできています。

その意味ではセンターシャフトでもフェースバランスタイプなら、フェースローテーションをしない初心者でも使いこなせるパターだといえます。

 

フェースローテーション

 

レッスン書によってはフェースターンなどと別な言い方をするときがありますが同じ意味で、パッティングでテークバックからフォローまでのフェースの向きを変えることを指しています。

 

このフェースの開閉具合をどの程度にするかは、クラブの機能によって異なり、それは主にパターの重心角で決まってくるものです。

 

バックスイングでフェースを開き(ターゲットより右を向く)、スクエアの時にインパクトしてフォローに向かうと徐々に閉じていきます。

センターシャフトのパターは、このローテーションをしないほど良い転がりが出せるところが特徴です。

 

センターシャフトパターのメリット・デメリット

 

まず大前提として、クラブとの相性ってすごく大事です。

たとえ自分の体格やスイングにマッチしているクラブでも、いざ構えた時にしっくりと来なければそれはオススメしませんし、反対に打ちやすそうに見えればそれが一番良いです。

特にパッティングはメンタル部分が大きくされるので、上記は非常に重要です。

 

その上でセンターシャフトについてのメリット・デメリットを紹介していきます。

 

センターシャフトのメリットとは?

センターシャフトの大きな特徴として「シャフトの延長線上に芯がある」ということです。

野球にしろテニスにしろ、ほとんどの道具を使う球技は「グリップからまっすぐ伸びた先」でボールをヒットするので、この感覚でパッティングできることが一番のメリットです。

 

したがって

  • ボールの転がりのイメージが出しやすい
  • パターの芯でヒットさせやすい
  • 真っすぐ打ちだすことができる

ので、「ショートパットが苦手な方」や「ボールが真っすぐ転がってくれない」方にオススメのタイプです。

センターシャフトのパターはベントネック(ダブルベントは別)と共通して、フェースバランスタイプが多く、フェースローテーションをあまりしないほうが機能を生かすことができます。

 

センターシャフトで全面スイートスポットと宣伝されている「キュアパター」なんかは、まさにセンターシャフトですね。

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センターシャフトのデメリットとは?

前述の通り、センターシャフトはフェースバランスタイプが多く、あまりフェースローテーションをする必要がありません。

これを意識しすぎるがあまり、手加減打ちになってしまったりインサイドからプッシュアウトしている方が見受けられます。

 

 

またフェースローテーションをあまり取らないので、「ロングパットの距離感が掴みにくい」というデメリットもあります。

 

一概にセンターシャフトが良いかというとそうでもないと言われるのは、こういったデメリットも混在しているからなんですね。

 

センターシャフトを使いこなすためには

 

センターシャフトのデメリットでも挙げた通り、「プッシュアウト」「距離感が合っていない」ミスをよく見かけます。

 

こういったミスの発生を少なくするためには以下の練習に取り組むと良いです。

 

両肩で打つ

パッティングのコツは動かす場所と固定する場所を意識することです。

特に動かしてはいけないのは「目線」で、ボールと目で結んだラインがブレないようにします。

 

そしてバックスイングからフォロースルーまで「両肩」でスイングするようにしてみてください。

このとき手首も固定し、ナチュラルなフェースローテーションのみでインパクトします。

 

パターを少し浮かせる

ボールの中心をヒットすると、ボールが無回転で押し出されるので距離感を出しづらくなってしまいます。

ボールに綺麗な順回転を与えることによって、毎回安定した距離でパッティングすることできます。

パターを地面から少し浮かせてインパクトすることによって、ボールの中心より少し上をヒットさせることができ、ボールが順回転で転がっていきます。

 

 

センターシャフトのメリット・デメリットまとめ

 

2017年、松山英樹プロがWGCでHSBC以来、自身2勝目となったのはブリヂストン・インビテーショナルでした。

最終日は「61」と大爆発したラウンドは圧巻でしたね。

 

彼が21歳のころタイガー・ウッズとラウンドしたとき、目の前の試合で出されて驚いたのが自身2勝目のときと同じ「61」で、松山選手は「ハンパないね、笑っちゃいます」と語っていたことを、自分自身がやってのけたわけです。

 

この大会で彼はパターを変えています。

テーラーメイドのTPコレクション。ミューレンプロトで、以前ローリー・マキロイが使っていたタイプをダブルベントに修正したマレットです。

 

松山英樹プロも時々センターシャフトを使ったパッティング練習を行います。

不調な時にストローク軌道のチェックのために使用した後、元のピンタイプやマレットに戻したら途端にパターの調子がよくなったというケースで、こういったことはプロの世界でなくとも良くあることです。

 

センターシャフトという一風変わった構造は、パターが苦手・不調と感じているときこそ一度手に取って使用してみるべきかもしれませんね。



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