ミス防止

ゴルフのチーピンってなに?原因と対策・簡単に直る練習方法を解説

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ゴルフって面白いもので、たいていのプレーヤーは同じような過程(ミス)を進んでいきます。

  1. 最初の頃:空振り、トップ(ボールの上を叩く)
  2. 1~2ヶ月:スライスに悩み始める
  3. 3~4ヶ月:ダフリが多くなる
  4. 5~6ヶ月:チーピン、シャンクが出るようになる

スポーツ経験の差やゴルフを練習する回数などにもよりますが、4から1に進む方はほとんどいません。

 

今回はそんな多くのプレーヤーが経験するミスの中でも「チーピン」をクローズアップし、その対処方法について解説していきます。

その他のミスについてはこちらをご覧ください。

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初心者の中には「チーピンってなに?」と思う方もいるかもしれません。由来についても紹介していきます。

 

ゴルフのチーピンとは

チーピンとはボールが左方向(右打ちの時)に飛び出し、先に行くほど急激に左に曲がるボールです。

野球でいう「フォークボール」をイメージすると分かりやすいかもしれません。あの球筋を水平に置き換えたようなカーブを描きます。

 

スライスとは基本的にスピン量が違います。見た目は逆ですが、スライスの反対とは言えません。

スライスはいわゆる擦り打ちにより発生することがほとんどなのでボール自体に力がありません。

反対にチーピンはボールの勢いが強く、その分トラブル発生率はグッと上がります。

 

チーピンというのはゴルフ用語に違いありませんが、麻雀の筒子(ぴんず)の「7」のデザインにそっくりなのでそう呼ばれます。

どなたがつけたのか分かりませんが、全く感動のネーミングです。

余談ですが数字の「7」もチーピンの感じが出ている形ですね。

 

チーピンが発生するメカニズム

冒頭でも紹介しましたが、チーピンは初心者が中級者になり、やがて100を切るであろう頃に発生し始める厄介な病気です。

このチーピンがゴルフをつまらなくし、ゴルフを辞めてしまう方もいるくらいです。

 

さて、こんな困ったチーピンですが、発生する原因は主に以下が考えられます。

  • リストターンが強すぎる
  • 上半身だけで打っている
  • フェースが被りすぎ
  • 左ひじが抜けていない
  • クラブが合っていない

他にも細かい理由はあれど、基本的にはこの5つがチーピンの原因を作っています。

それではひとつずつ症状の説明と対象方法の解説をしていきます。

 

リストターンの利かしすぎでボールを引き込んでいるタイプ

このパターンは比較的若い男性で、リストの強い方に多い症状です。

スイングがインサイドインにキレイに抜けるためにチーピンが出ます。

 

これは多くのケースでコックの使い過ぎと、返しのタイミングが早すぎることから起こります。

この場合、ほとんどの方はインパクトの時にアドレスの形にフェースが戻り切っていません。

ほんのわずかでもハンドレートになってしまうとロフトが利き過ぎてしまい、フェースのヒール側ならやや救われるものの、トゥ側に当たってしまうとチーピンになってしまいます。

 

修正法としては、アドレスの時にややハンドファーストにすると良いでしょう。

このイメージがあるとインパクトで正しいグリップ位置になります。

また多少アウトサイドインのカット打ちを意識することも効果的です。

 

下半身を止めて回転したら…

下半身が止まるとチーピンになりやすくなります。

そもそも(一概に言えないものの)スライスの方は腰の回転のタイミングがズレていることがほとんどです。

つまり捻転の意識の強さが、開きを早すぎるフォームにしてしまい、それが常態化しているのですね。

ご本人はほとんど気づいていません。

 

その逆になりますが女性や高齢者の方は、意図しない左曲がりの打球がよく出ます。

これは下半身が止まり腰が回っていないからです。

手打ちというより「腕打ち」といったほうがいいかもしれません。

 

この修正はいくつかあります。

まずタメがほどけているので、もっと意識しましょう。

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ダウンスイングからインパクトにかけて、腰を鋭くキュッと切ります。

切るというのは腰骨の左のでっぱり部分(写真赤い丸印)を、意識して水平回転させるのがコツです。

 

野球がわからないと意味が通じにくいかもしれませんが、「インロー(体に近いコースの低め)のボールを打つ要領で」と実にうまく表現したのは伊澤利光さんだったと記憶しています。

 

アドレスからフェースが被っている

アドレスの時に、フェースをクローズ(閉じた)形のまま構えている方を見かけます。

おそらくスライスでつら~い思いを経験しているうちに、いつの間にかそういう習慣がついてご本人の中ではそれがフツーになっているのかもしれません。

 

右に行くボールはさんざん懲りた、一筋に左に打ちたいという一心でそんなアドレスをとります。

それでもインパクトでスクエアにアジャストできれば問題ないのですが、時としてフェースが被ったまま入りヒットしてしまうとチーピンになります。

 

修正するために以下を試してみてください。

  • アドレス時のフェースはややオープン気味に
  • 左足のつま先をボール半分くらい下げる
  • テイクバックはできるかぎり真っすぐ引く

このようなアドレスとバックスイングから、インパクト後はターゲット方向にヘッドを運ぶ意識を持ちます。

フェースの向きが原因でチーピンが出る方は、打った後手首を返す操作(リストターン)は全く必要ありません。

 

左ひじが抜けないで突っかかってしまう

チーピンや狙っていないのに強いフックが頻繁に出る方の多くは、フォローで左ヒジが抜けないまま打っていることがあります。

本来の教科書的スイングでは、パシッと打った後はフォローで自然と左ヒジが「くの字」に曲がるものです。

これを肘を引く(抜く)といいます。

 

なぜそうしなければいけないかというと、インパクト後は右腕がグッと真っすぐに近い形で伸びるためです。

右腕が伸びるのに従って左の肘が抜けてこないとフィニッシュの位置にグリップが運べません。

 

気持ち的にはよくわかります。

すでにチーピンに悩んでいるため、「なんとか左にだけは飛ばしたくない」という思いが、ボールを右に打ち出そうとスイングしているからです。

しかしそれは逆効果、スライスはスライスが出やすいように左に引っ張り込む、チーピンはチーピンが出やすいように打ち出す方向を間違っているからミスを助長しているのですね。

 

自分に合ったクラブを使っていますか?

それでもなかなかチーピンが治らない方は、一度クラブを疑ってみる必要があります。

 

「いずれ上級者用を買うんだから…」という理由などで、ビギナー用に目もくれずプロモデルや上級者用を使っていませんか?

 

確かに誰でも階段を上るようにうまくなります。

その点で間違った考えではありませんが、しかしちょっと危険ですね。

 

上級者モデルと初心者用で一番違うのはシャフトです。

 

上級者モデルは硬さが違うのでトルクが少ないクラブになっています。

初心者用の先調子ではなく、手元調子でトルクが少ないので、打ち方を間違えるとチーピンが出やすくなるのです。

シャフトが硬くてしならないから本能的にしならせようとします。

その思いが右肩を落とし、フェースはインパクトからアッパーブローを強くしてしまい、結果的にチーピンが慢性化するのですね。

 

シャフトの硬さは、RやS(女性はLやA)などのアルファベットで表記され、中間はSRなどの組み合わせとなります。

以下はあくまで目安ですが、ご自身のスイングスピードに合わせてシャフトの硬さを選ぶと良いです。

 

また、クラブ選びは以下の記事が参考になります。

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チーピンを矯正する練習方法

ここまではチーピンが発生してしまうメカニズムとその対処法について触れてきましたが、ここからは打ちっぱなしで矯正できる練習方法について解説していきます。

 

スライスを嫌がってチーピンが出てしまう方

 

スライスを嫌がってチーピンになってしまっている方は、極端なインサイドアウトのスイング軌道になっています。

この場合は意外と簡単に矯正することができ、かつ直った時には「素晴らしいドローボールが打てる」ようになります。

 

矯正方法は、打ちっぱなし練習場でガムテープをインパクト前後20cmに張っておくだけです。

打つときには、ガムテープのエリア内を通過するヘッドの動きをターゲット方向に水平移動させるようにスイングしてみてください。

元々インサイドからクラブが出るスイングになっているので、インパクトゾーンを真っすぐにするという意識だけで上手くいくようになります。

 

手打ちでチーピンが出てしまう方

こういった方の場合、よくあるのが「手加減打ち」によるチーピンの発生です。

いわゆる「ドライバー恐怖症」で、思い切り振るのが怖くなっています。

 

ドライバーショットのコツはアッパーブローでボールを捉えることですが、アイアンショットは最下転手前で捉えるダウンブローなので、少し違ったイメージを持つ必要があります。

いつもより遠い位置でのインパクトを求められるので少し怖さがあるんでしょうね。

また「左に飛ばしたくない」からと、ボールの位置を右足寄りにセットしても今度は「右に飛んでしまうかも?」と、より一層手打ちの傾向が強くなります。

 

そんな場合は左足のつま先を飛球方向に少し開いてみてください。

そしてボールの位置も思いっきり左側、開いた左足のつま先あたりにおいて練習をします。

 

このアドレスだと、手打ちの場合ボールに届かないので、自ずと体を使ったスイングが身についてきます。

また、左足のつま先をオープンにすることで体の可動域も広がってきます。

 

チーピンのメカニズムと矯正する方法のまとめ

ゴルフはプレーヤーの心を代弁するように打球が飛んで行きます。

右のOBをいやがるスライサーはそのままスイングとなって現れ、その心のまんま打球が飛んで行きます。

左サイドが危険なホールほどチーピンが出やすいのはそのせいです。

 

「ナチュラルアンコック」というスイング中のグリップスピードの減速率を数値化したゴルフ用語があります。

アンコックというとおり、コックをリリース(ほどく)タイミングが計測値になります。

一般的にスライスが出る方はこの数値が小さく、チーピンの多い方ほど高い数値になる傾向があります。

 

チーピンの修正はグリップスピードを最大値からいかに減速させるかが重要です。

チーピンがよく出る方は、ダウンからフォローにかけて腕、手元を速く振って緩めることを避けなければなかなか治りません。

そこが早く振れるほど、インパクトゾーンでフェースの被りは減少します。

これができるとチーピンや引っかけ、ドロップボールともさよならできます。

 

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詳しくはこちらに記載しています。

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