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ゴルフのハンデってどうやって決まるの?公式ハンディキャップの取り方とコンペで使えるペリア方式

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ハンディキャップってどうやって決まるの?

 

『ゴルフはすぐに上手くならないが、いつ始めても遅すぎることはない』

 

これはNBAで輝かしい実績を遺したゴルフ愛好家でR&Aゴルフ倶楽部キャプテン、フィリップ・モンクリーフ(ニックネームはサー・シド)の遺した言葉です。

 

ゴルフの魅力は数々ありますが、世代や性別を超えて同じ日に同じゴルフコースで楽しめるのは、ハンディキャップというシステムがあるからかもしれません。

その意味でもフィリップが言うように、ゴルフを始める年齢にも制限がないのです。

 

ハンデが存在することで、コースデビューしたばかりの初心者がコンペなどで上級者をやっつけることができるということも多々あります。

今回はなんとなくとっつきにくいけれど興味がある、「ハンディキャップ」の解説です。

 

一見難しそうなハンデのルールですが、お読みになると実に簡単で単純なことがお分かりになります。

さらに、アイディア次第でいろいろな使い方ができ、ゴルフがますます楽しくなってきます。

 

ハンディキャップの基礎知識

ハンディキャップの基礎知識

 

ハンディキャップ(handicap=略称HDCP)は、通常言葉を短縮して「ハンデ」といいます。

簡単にいうとゴルファーの「実力証明書」です。

 

柔道でも剣道でも書道でも「○段」があります。

将棋では駒を落としたり、囲碁では石を置いたりすることとよく似ています。

 

ハンディキャップが10未満になるとシングル、その中でもハンデ 5以下は”片手シングル”などと誉れ高く呼ばれます。

 

ハンデゼロの人はスクラッチ(ゴルファー)とも呼ばれ全国のアマチュアゴルファーでも百人前後しかいません。

スクラッチを上回るとプラス・ハンデというものがあり、PGA のトップ・ツアー・プロになると+5~+7クラスだともいわれます。

 

単純な目安ですが、平均90でラウンドできるならオフィシャルが「18~20」くらいのハンデということになります。

 

2種類のハンディキャップ

 

ハンディキャップというと、ふたつの使い分けがされています。

 

①オフィシャルハンディキャップ

ひとつめはJGA(日本ゴルフ協会)の規定に基づいて査定されたハンディキャップです。

 

昔はオフィシャルハンデキャップの取得はかなり困難でした。

正規のJGA加盟コースの正会員であるとか、提出枚数も20枚のスコアカードを要するとかほかにも条件が多々ありました。

 

最近はJGAが簡単なルールを作ったことで、ハンディキャップの取得が容易になりました。

 

JGAが定める規定は、2014年1月から全米ゴルフ協会ハンディキャップシステム準拠によるものです。

正式名称は「JGA/USGAハンディキャップ・インデックス」となります。

 

②プライベートハンデ

使い勝手の良い略式のハンディキャップで、その使い方も計算方法も千差万別で、共通の決まりはありません。

こちらはのちほど詳しい解説をしていきます。

 

オフィシャルハンディキャップ取得までの流れ

 

続いて公式のハンディキャップを取得する方法について、以下簡単な流れです。

JGAクラブ会員に登録
②年会費(2,592円=税込み)の支払い
③スコア登録=5枚選択、WEBサイトからできます
④WEBサイトで自分のハンディキャップが確認できます
(JGAハンディキャップ証明書)

 

JGA会員登録は直接することもできますが、GDO楽天GORAなどの業者でも代行しています。

2014年1月以降のプレーで、きちんとアテスト(マーカーの署名付き)されているスコアカード5枚以上の提出でOKです。

※JGAのハンディキャップ・インデックスは「JGA公認コースレーティング」の認定を受けているコースのみが対象となります。

 

 

コースレーティングとは?

コース レーティング(Course rating=コースレートともいう)とは全国のコースの難易度を示した数値です。

そのコースの持つパーよりも数値が大きければ難易度が高いといいます。

 

通常は少数点以下第一位まで掲示します。

例えばパー72のコースがコースレート「70.8」と判断が下ればやや優しいコースといえます。

前述のように、JGAのハンディキャップ算出の基準に関わる数字です。

 

一方、スロープレートという言葉がありますが、こちらはアメリカのゴルフ協会が使っているコースの難易度を示すインデックスです。

113辺りが平均的で130を超えると非常に難しいコースとなります。

 

コースレーティングの決め方は?

JGA/USGAコースレーティングシステムで詳細が決められています。

ゴルフコースのプレー難易度に影響を及ぼす様々な要素を査定評価します。

 

実際に査定するにはJGAから正式に任命を受けたコースレーティング査定チームが現場に赴き、その査定結果を検証してJGAがコースにレーティングを付与します。

 

レーティング査定はコースのヤーデージ、高低差、ドッグレッグ、恒常的な風、標高などによって修正されます。

もちろんハザード(池やバンカー)などの障害の配置やそれらの難度も関係します。

 

プライベートハンデの決め方

 

アマチュアの競技会やクラブの正式試合(月例はマッチプレーが多い)でない時は、それぞれの都合による自由なプライベートハンデが用いられます。

よく言われる「プライベートコンペ」がそれにあたり、社内コンペなどでは重宝するハンデシステムです。

 

たとえば上級者・中級者・初級者がそれぞれ均等に参加したコンペでは、通常のスコア方式ではどうやっても初級者の方が上位に食い込むことは出来ません。

しかしプライベートハンデを用いることで一気に様相が変わり、運が良ければスコアが120~130の方でも優勝してしまうこともあります。

 

 

こういったプライベートハンデの目的は、ゴルフコンペを面白くするためです。

参加者が初めから優勝を諦めてしまうようでは盛り上がりに欠けてしまいますよね。

 

決め方はコンペの幹事や責任者の一存とアイディアで自由になり、例えばこんなことができます。

①オフィシャルハンデを持っている人の数からすべてマイナス10とします。
こうすることで120打つ方でもハンデ36となれば可能性が出てくるわけです。

②女性のハンデは上限を「40」とする。

③さらに女性はその数字から「5打」差し引くなど気軽に盛れます。

④プロ並みの参加者には、全員にレベルを合わせるために「+5」を申し付けるなどという乱暴もできます。
とにかくゲームが楽しくなれば、ある程度の公平を欠いても良いという考え方です。

 

とはいえハンディキャップの割り振りは難しい

一見公平に見える「プレー開始前にハンディキャップを割り振る」という方法は、実際にやってみると意外に不公平感が出ます。

というのも、この方法は「自己申告」を参考にして割り振ることになるケースが多く、いざプレーしてみると自己申告より明らかに上手かった、なんてこともあります。

また、社内コンペだと幹事の加減次第とか上司と部下の関係がチラ見されることもあります。

 

 

そのため、これからご紹介するぺリア方式でのハンディキャップ付けは、事前割り振りよりはだいぶ公平化を図ることができます。

 

 

「ペリア方式」「新ペリア(ダブルペリア)方式」

これから登場する方式に共通して出てくるもので、スコアの算出に重要な役割を持つキーワードが「隠しホール」です。

 

「隠しホール」とは、コンペ参加者が全員ホールアウトするまで知ることのない、基準となる特別のホールです。

通常コースの係り員、例えばキャディマスターなどがその日ごとに独自で決めます。

それぞれの方式ではその「隠しホール」の数や倍率が違うだけで、方程式そのものは似通ったものです。

 

ペリア方式

隠しホールが6ホール(アウト・インそれぞれ3ホール)になります。

通常パー3、パー4、パー5がひとホールづつ含まれます。

その合計がかならずパー24になるようにを設定し、実際のスコア合計を3倍した数字から72を引き、さらに0.8をかけてハンデを算出します。

たとえば隠しホールの合計スコアが34で18ホ-ル合計のスコアが120だった場合、34×3-72×0.8=24となりトータルスコアの120からハンデを差し引いた96がネットスコア、つまりコンペでの対象スコアとなります。

 

新ペリア方式

ペリア方式だと運の要素がより強くなるということで最近用いられるのがこの方式です。

隠しホールが12ホール(アウト・イン各6ホール)でパーの合計が48となります。

ぺリア方式と違うのは合計を1.5倍に計算するという点です。

先ほどのスコアで計算すると、隠しホールの合計スコアが68だとした場合、68×1.5-72×0.8=24となります。

 

なお、隠しホール9ホール、パー36、合計を2倍にする新新ペリア方式というものもありますが、現在一番多く使用されているのは新ペリア方式です。

 

ぺリア系での遊び方

実際の結果は「実力」プラス「運」双方の掛け合わせになります。

 

もっとも理想的(?)なスタイルは、隠しホールで大叩きして隠しホールでないところではパーとかボギーで抑えるということですが、誰にもどこが隠しホールかはわかりません。

従って、スコアの浮き沈みが激しくて、かつうまく隠しホールに嵌った人が勝つことになります。

 

その点ではペリア方式の場合、運の要素が大きいといえます。

新ペリア方式の場合、ホール数が多い分だけぺリアより実力が反映される度合いが濃くなります。

 

また、より公平性を保つためにハンデ上限を男性40、女性45など決めておくと良いです。

 

ハンディキャップのまとめ

 

ゴルフのハンディキャップは1911年(明治44年)に導入されました。

そのおかげで実力が異なるゴルファー同士でもそれなりに楽しくプレーできるようになりました。

コンペに限らず一組だけでのプレーでも新ペリア方式で競い合うのも楽しいですよ。

 

また、ゴルフで100切りを達成したら今度はオフィシャルハンデキャップの取得を目指すも良いと思います。

 



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