パッティング

パターが上達するグリーンのライン・芝目を読む8つのコツ

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ゴルフではパッティングが大事なことはいうまでもありません。

プロのスコアの一例ですが、パット数29に対し72(トータル)の時は40.2%です。

アマチュアも上下かなり幅はありますが、平均して36パットで90なら40.0%となります。

PGAのスタッツを見てみるとトップ10の平均パット数が1.6前後で28.8となりますから、数字的にはパット数がアマもプロもスコアの40%が平均値とみてよさそうです。

 

でもこの40%のこの中に比較的簡単なパットを外しているかもしれません。

そういう時はショックがどこかに残ってしまい、得てして次のティーショットを曲げてトラブルに…という事態も往々にしてあるものです。

そう考えると、パット数は全体の半分近くに影響しているといってもいい過ぎにならないでしょう。

 

今回は、その大事なパット数を少しでも少なくするために「グリーンのライン・芝目を読む方法」について解説をしていきます。

 

パットが入る要素は2つだけ

 

パットが入るかどうかは以下2つの要素に集約することができます。

それは

  1. ラインが正しく読めること
  2. 読んだスピードと方向通り打てるかどうか

言葉で言ってしまうとなんだかあっけない感じがしますね。

 

たとえラインがしっかり読めていたとしても、強く打ちすぎてしまうと曲がりきらずにオーバーしてしまいますし、反対に弱ければ予想よりも早く曲がってしまったりショートしてしまいます。

「ラインを読むこと」と「イメージ通りのパッティングが出来ること」は両輪になっているんですね。

 

 

今回は「どのようにしてパッティングラインを読めばいいのか」についての解説ですが、パターの打ち方についてはこちらの記事にて詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。

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グリーンの芝目を読む具体的な8つのコツ

それではパッティングラインを読むための具体的なコツを8つ挙げていきます。

 

どなたでもすぐに実践できますし、中級者から90切りを目指すゴルファーまで幅広く対応しています。

 

グリーンに上がる前から読み始める

初心者の皆さんがグリーンを読みにくくしている理由のひとつに、グリーンに上がってから読む始めるという「読み遅れ」があります。

 

グリーンは平らな場所があまりありません。

 

日中でも砲台グリーンならより分かりやすいのですが、少し遠目から見ておくと「全体傾斜」がよくわかります。

アプローチで上手く寄せた時は嬉しくなり、つい次のパッティングのことを忘れてしまいがちですが、この瞬間からライン読みは始まっています。

グリーンに上がるまでの景色をしっかりと観察して、グリーン全体のうねりを把握するようにしましょう。

 

 

ラインよりも距離が先

ゴルフのパッティングといっても、アメリカのPGAのプロがプレーするグリーンもあれば、かなりメンテナンスの行き届かない格安コースもあります。

何もかもひとくくりで言えませんが、アマチュアレベルであれば一括りで言えることが一つあります。

それは『距離第一主義』を貫くことです。

 

方向性や芝目はこれから解説する範囲で習得し、現場で対応できるようになってからという順番が大事です。

初心者でラウンド数がひと桁台なら「距離以外考えないパッティング」が結果的にスコアを安定させます。

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最初からあれやこれや、複数のことを一緒に考えては混乱するだけです。

 

順目、逆目の判断方法

全体傾斜がつかめ、距離感が合ってきたら次は芝目の読みを打ち方に盛り込みましょう。

 

グリーンの芝生はたった数ミリなのですが、直立している芝はほんの数%です。

芝生は多少の向日性があることと、朝からたくさんの人に踏まれるためほとんどの茎は斜めに立っています。

 

グリーンにボールが乗ったとします。

ボールの真後ろから3~5ヤード離れてカップ方向を見てみましょう。

芝生がなんとなく白っぽいというか、わずかに明るく見える場所と、なんとなく色が濃い、暗めな部分を見分けることができると思います。

その陰影の差は陽の光の反射のせいです。

 

あなたから見て明るい部分は芝が奥に向かっていて、陽の光が反射して目に入るので明るく見えます。

これを(ボールのラインに対して)順目といいます。

 

逆に暗い部分は芝目が自分のほうを向いているので、陽の影ができるため濃く見えるのです。

これを(ボールのラインに対して)逆目といいます。

 

 

フェアウエイを遠見するとトラ狩りになっていますね。

あの色の濃さこそ順目逆目の一番わかりやすい見本です。

 

傾斜と芝目をセットで見る

順目の芝を転がるボールは傾斜を下るかのように、とてもよく転がります。

逆目を行くボールは芽の強い抵抗を受け、砂の上を転がるようなブレーキがかかります。

 

ラインを読むときは「傾斜と芝目」をセットで考えます。

傾斜が上りならその度合いによって急ブレーキがかかり、下りならジェットコースターのような加速がつきます。

上りと下り、順目と逆目、この複合的な組み合わせを読み取り、足し算と引き算を行ってスピードを予測します。

 

難しそうですが、実際にやってみるとそれほどのことでもありません。

それに経験が加わるとほんの数秒で読み切れるラインもあります。

 

芝目ができる理由を理解する

芝の本数が多いと芽の数が多くなり、風や水の流れなどの影響で「芝目」が生まれます。

芽の数の多い少ないで、影響される度合いも大きくなったり小さくなったりします。

 

芝目というのはその倒れ方に傾向があります。

一晩で直立(に近い)形で朝を迎える芝生も、朝から大量のプレーヤーに踏まれると斜めになります。

次回コースに出かけたときに、グリーンから次のティーグラウンドにいく途中のラフがどっちを向いているか確かめてください。

必ず歩く方向に倒れているもので、そんな場所からのアプローチはかならず逆目になります。

 

同じようにグリーン上も、その日のカップから次のホール、または通常止められたカートの方向へ芽が傾いていることも一つの読みのコツです。

 

芝の性質を知る

高い山があると、その方向から若干順目になることもあります。

富士山の近くのコースに行くとキャディさんが「富士山から順目ですよ」などと教えてくれます。

これは自然の法則で、水は高いところから低いところに流れるのでそうなりがちですが、実際はもっと複雑な要素があって、すべてがそうだと一概に言えません。

 

海沿いのコースでも「海に向かって順目」とはいいますが、海外ではそうでも国内では微弱です。

理由の一つはアメリカに多いバミューダは、日本の高麗芝をもっと強くした芽力があり、ましてやポアナ(野芝のような)が混在すると華道の剣山のようにバリバリになります。

日本のコースでプレーするときは、日本のベント芝は芝目が柔らかいから影響は小さいので、芝目と傾斜を考えたら「まず傾斜が先」というのもコツのひとつです。

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一般にスティンプメーターで7フィート程度の時はベントでも芝目が影響し、9フィートを超える日は芝目は忘れて傾斜一筋に読んでも大きなミスにはつながりません。

 

ゴルフ場は錯覚するようにできている

「下のラインだと思い加減して打ったら思いっきりショートした」なんてことよくあると思います。

傾斜の錯覚はよくあり、そもそもゴルフコースはすべてがそんな風にできています。

そのためにも全体傾斜の確認が必要なのですね。

 

自分のボールとカップの位置を結ぶ線を真横から見てみましょう。

3mくらい離れてよく見ると、ボールなのかカップなのか、どっちが高いのかがよくわかります。

この作業を怠って上り下りを誤るゴルファーは珍しくありません。

 

3パットの多くは順目逆目の読み間違いではなく、上り下りのミスリードが原因です。

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パターを使って傾斜角を測る

ボールが左に曲がるか右に曲がるかわからないときのコツがあります。

パターのシャフトを使って傾斜を測る方法です。

 

グリップの端を摘まむように持ち、垂直(パターの形状によって工夫する)に下ろします。

これが垂線の代わりになります。

正しく垂直になった時、ボールに重ねたシャフトよりカップが右なら右曲がり、左にあるときは左曲がりです。

この方法はたった2~3秒でできるので非常に便利ですが、段差のあるグリーンや形状によっては正しくないときがあるので注意しましょう。

 

初心者がグリーンで正しい読みができるコツのまとめ

 

ここまでグリーンのラインを読むための8つのコツを解説してきました。

 

冒頭でもお話ししましたが、パッティングが上手くいくための要素は「ライン読みが合っていること」と「その通りに打てていること」です。

どちらも重要ですが、初心者のうちはなかなか思い通りにパッティングができないものです。

 

パターは反復練習でかなり上手になりますし、練習場に行かなくても自宅でも簡単にできます。

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ゴルフスコアの40%を占めるパターですから、しっかりとこだわりを持ってクラブ選びをしてみてくださいね。

 



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