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ゴルフ初心者ルール「池・バンカー・クラブ」まとめ~番外編~10のケースから学ぶ正しい知識

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ゴルフルール番外編

 

『ゴルフ・スイングは指紋のようなものだ。二つとして同じものはない。すべてが独特の形をしている』

といったのはゴルフ愛好家でスコットランド系アメリカン、著名な探検家だったジェームス・ロバートソンでした。

 

この言葉はスイングに限らず、ラウンドのスタイルにも言えます。

ゴルフに興じる方はすべて日常の生活習慣が違います。ゴルフは日常や人生観を映し出す鏡のようなものです。

審判のいないゴルフでは、スタイルが違うために起こるハプニングとルールの関係を知っておくと便利です。
今回はそんな中から、やってもいいこととちょっと問題のあることの番外編としてご紹介します。

 

ゴルフルール教室~10の事件簿

ゴルフルール番外編10のケース

 

そんなわけで、あまり予想できない行動に対するルール、知っていれば受けなくてよかったペナルティなど交えながらゴルフルール・番外編を始めましょう。

 

 

番外編事件簿 その1

事件=バンカーからのショットが一発脱出できずに事件が起きました。

バンカーは打った後をきれい直すのはジョーシキ、まずキレイに復元してからとレーキで均しておきました。

再度バンカーショットしたところまたまた失敗!
そのキレイに直した場所にボールが戻ってきてしまったのです。

回答=2打罰です。

 

マナーとルールの取り違えだったようですね。
このように脱出しないまま均すのはライの改善で、その場所にボールが戻ると罰がつきます。

バンカーにボールが入っても、こうした正しい知識さえあれば慌てることもありませんね。常に冷静にプレーできれば自然にスコアは良くなります。

 

 

番外編事件簿 その2

事件=とてもいい当たりでしたが、ドライバーショットはフェアウェイを横切って流れるクリーク(小川)に入ってしまいました。
近くにって見るとボールは流れの勢いで下流に移動していて、その下流はOBゾーン!

ついにその中に入ってしまいました。
最初に落ちた場所は赤い杭で、ラテラル・ウォーターハザードだと主張したのですが…?

回答=OBです。

 

現にボールがある地点で裁定します。
残念ですが戻って打ち直しやむなしです。

その逆もまた真なりで、ボールが飛び込んだのはOBであっても、川の流れがスルーザグリーンに戻したならウォーターハザードのルールが適用になります。
ただし、途中でボールがセーフゾーンに行くまでぼんやり眺めていると、スロープレーで2打の罰となります。

ちなみに、水の中でストロークできるのは止まっている(揺れている程度)ときだけで、移動していたらウォーターショットはできません。

 

 

番外編事件簿 その3

事件=前下がりの傾斜のキツイところにボールはありました。
ポケットからスマホを出して「こんな時はどう打つんだっけ?」とゴルフサイトを開いて打ち方のヒントを確認してから打ちました。

回答=2打罰になります。

 

スマホは携行品ですが、この場合は「人工の機器」の使用に関する規則の適用を受けます。

下記のような人工の機器や異常な携帯品は使えないものとされています。

①ストロークの参考にする、プレーの援助になる可能性があるとき。
②距離やプレーに影響する可能性のある計測または測定する行為
③クラブを握るときのにプレーヤーの補助になるもの。

距離以外は計測できない携帯品は、最近多くの競技会でも認められる傾向にあります。

 

 

番外編事件簿 その4

事件=18ホールすべて終了し、最後にお互いのスコアの申告をしました。
すると一人の方が「5」だったホールを「6」と申告してしまいました。

回答=無罰です。

 

スコアに関しては、過大申告は○・過少申告は×と決まっています。

競技会ではマーカーという、プレーヤーが相互に確認して提出する役割を割り振ります。
過少申告があったり署名漏れがあると双方が失格になります。

よくあるケースでは、途中で受けたペナルティを忘れて記入するなどあります。
やはりルールを理解していないと重い負荷がかかります。

 

 

番外編事件簿 その5

事件=最新の可変式ドライバーを使っていたところ、どのホールかわかりませんがねじが緩んだせいで途中で落としてしまいました。
故意に外したわけではないのですが…?

回答=無罰で修理できます。

 

このケースは最近特に頻繁に起こります。

大きく二つに分けられます。

①故意ではない場合。
損傷した状態のままそのクラブを使用することと、プレーを遅らせることなくクラブを修理すること、クラブがプレーに適さない場合に限り他のクラブと取り替えることができます。

②故意の場合。
クラブに装着されていたねじや鉛テープを故意に変更することは禁止です。
故意に行うと違反があったホールに対し2打罰、18ホールマックスで4打の罰打が課せられます。

 




 

番外編事件簿 その6

事件=樹々の密集している林の中で打ったボールが跳ね返り、自分の足に当たってしまいました。

回答=1打罰です。

 

結局、木に当てたストロークと1打の付加で、ボールはあるがままの状況からプレー続行となります。
この規則は体にではなく携行品(帽子やヘッドカバー、バッグなど)でも同じことです。

体ではなく打ったばかりのクラブに当たったら、ルール上は木に当たったため「2度打ち」とはなりません。

しかし、 別な違反になります。
「プレーヤーによって動いている球が方向を変えられたり止められた場合」に該当し、1打の罰がつきます。
また、クラブに当たったボールが続けて自分の身体や携帯品(帽子、バッグ、ヘッドカバーなど)に当たってもトータルで1打罰以上にはなりません。

 

 

番外編事件簿 その7

事件=プレー中に同伴競技者がイヤフォンで音楽か何か聞いています。
これってアリですか?

回答=競技中長時間は罰、ローカルルールで決める。

 

きっと集中しようとしているのかもしれませんが、R&Aの公式裁定集ではセーフとの記述があります。

今回の事例では以下の決まりと裁定があります。

プレーの援助・影響を与えるものは禁止で、長時間音楽を聴くこともこれに該当する。
②練習中に音楽を聴くことは、そのコースでの規則に違反しなければ問題ない。
③ホールとホールの間で交通情報または雷雲の動きなどを調べても良いと裁定しています。

 

 

番外編事件簿 その8

事件=10個もボールを入れておいたのに池やOBが重なって、まだラウンド途中なのにすべて使い果たしてしまいました。
結局同伴者から借りたのですが、もし練習ラウンドでなく競技会ならNGでしょうか?

回答=ノープロブレム、無罰です。

 

初心者の方によくあるケースで、誰でも一度や二度は経験しているかもしれませんね。
ラウンド中にものを借りることに関する規則は以下の通りです。

①ほかのプレーヤーからクラブを借りることは禁止です。
違反すると2打のペナルティで1ラウンド全部で借りてもマックス4打罰までです。

②クラブ以外は何を借りても禁止する規則はない。

③公式ルールでは借りるボールが違反ボールではない、R&Aの公認ボールであることという条件があります。

プロの競技以外、自分が使っていたものと異なるブランドや異なるタイプのボールでもOKです。

 

 

番外編事件簿 その9

事件=仲良し同士でラウンドしていました。
途中のホールで一人が自分に向かって「今のミスショットは体が早く開いたからだね。もっとスタンスを変えないとね」言われました。
何か問題ありますか?

回答=大ありで2打罰です。

 

いわゆるアドバイスの違反です。
アドバイス(助言)は以下のように厳しいものです。

①アドバイスは言葉による助言だけでなく、ジェスチャーで見せるものはすべて違反です。
②助言は言うだけでなく、求めても同様となります。
③助言とは「プレーに影響するもの」という決まりですから、残り距離とか途中のハザードの配置や方向、あるいはピン位置など周知の事実は含まれません。

「ここは受けグリーンだよ」はセーフ。
「受けグリーンだからね、奥に行くと厄介だよ」というのはアドバイスです。

プロのトーナメント会場で選手のコーチが応援だけならいいのですが、ロープの外からジェスチャーでアドバイスすると2打罰が入ります。

 

 

番外編事件簿 その10

事件=公式競技会で同伴プレーヤーが、2~3ホール経過した途中なのにボールにライン(アライメント=方向を示す線)を書いていますが良いのでしょうか?

回答=無罰です。

 

スタート前に書き込もうと、プレー中に線を引こうと問題ではありません。

使用するボールに関するルールはシンプルなのでぜひ覚えておきましょう。

①どんなデザインでも色でもよい。
②自分で文字や絵を描いても良い。
③プレーの性能を変える目的で異質物を塗ったりつけたりしてはいけない。

これだけです。

各国のゴルフ協会は、むしろ各自のボールは識別のためにマーキングの線や絵柄を描き入れることを推奨しています。

 

ゴルフルール教室・番外編のまとめ

 

プロのトーナメントでもルールがわからず、ハード内にある木の葉を取り除いて失格になった選手がいます。

また宮里優作プロはよみうりオープンで、マーカーの伊沢利光プロが「6」を「4」と書いて提出し、本人が過少申告で失格になる珍事もありました。

たとえアマチュアのゴルフであっても、ルールミスをすると自分にも同伴者にも迷惑がかかります。
このように実際の事例を出して裁定集から学ぶことはとても早道です。

 

その他のゴルフルールの解説についてはこちら

ティーグラウンドのルール

ウォーターハザード(池)のルール

グリーンに関するルール

バンカーに関するルール

コース全体のルールその①

コース全体のルールその②

ゴルフ初心者100切りナビの歩き方










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