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ゴルフ100切りを簡単にクリアできるたった3つの練習方法とは?飛距離が必要なのは90切りから

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アマチュアゴルファーのレベルは細かく分ければキリがありませんが、バッサリ分けるとふたつです。

言うまでもなく「100切りした人」と「これから100切りをする人」に分かれます。

 

人間の心に住む「自信」というものは、本人が自覚しないのにガラッと入れ替わるものです。

「100切りなんて簡単ジャン!」と思っている人は、平均スコアが100以下のひとです。

 

でも、この方も100を切れないうちは散々苦労した経験があるでしょうが、通り過ぎると忘れてしまいます。

自転車に乗れない人も、一度乗ってしまうと眼には見えない「自信」がつき、あとは何度でも何も考えなくても乗りこなします。

泳げないひとも同じで、泳げるようになるとその時の苦労は「自信」がすべて消し去っているから、なぜ泳がなかったのかが思い出せなくなるわけです。

 

この記事では100切りを目指している初心者ゴルファーのために、必要最低限の練習方法を3つご紹介します。

机上の空論ではない、実践に役立つ情報を用意しましたのでぜひ読んでみてください。

 

100切りゴルフを達成する3つの練習方法

 

「パー72なら27オーバー以内でまとめれば誰でも100が切れるよ」

「ショットは60、パッティングで40以内にしなさい」

 

なんて言われても、そんなことは誰でもわかっていることです。

電卓をたたくような机上の計算ではなく、もっと具体的にどうすればいいかを知りたいですよね。

 

ゴルフの上達は山登りによく似ています。「100」という名前の山があり、登坂ルートはいくつかあります。

ほとんど直線的に上るか、らせん状に迂回しながら登るか、いずれにしても正しい覚え方をすることが基本的条件にあります。

 

ゴルフを始めてなかなか「100」の山頂に登りつめることができない方は、どこかに勘違いがあるのかもしれません。

あなたは登坂ルートの取り方を間違えてはいませんか?

初めからオレ流の道で登ろうとしても、やがて崖や谷があって前進を阻まれたりしていませんか?

深い森や藪に囲まれ、道に迷ってそこから先になかなか進めなくなっていませんか?

 

いくつかある登坂ルートを無視して登り始めることをゴルフに置き換えると、他人やプロのスイングの見よう見まねではないかということになります。

ゴルフはゲームとして考えるのなら「キレイなスイング」をすることが目的ではなく、いかに少ないスコアで回るかが一番の目的です。

 

もちろん、キレイなスイングとは無駄のないスイングとも言い換えられますから、より再現性が高まり安定したショットを打てることに繋がります。

ですが、「それができないから100を切れない」わけではなく、要所要所をしっかりと抑えて、それに対応した練習をしっかりと行えば、すぐに100を切ることは可能です。

 

100切りを達成するための練習その1

最初にお伝えしたいのは「とにかくパットの練習をすべき」ということです。

 

パッティングはただ転がすだけの作業なので、素人目には非常に簡単に見えてしまいます。

ですからプレーヤーによっては「練習なし」で実践ラウンドに行ってしまう人もいるほどです。

 

プロゴルファーは異口同音に口にするセリフは「1m~1.5mがゴルフで最も難しい」です。

真っすぐ転がすのがどんなに難しいことなのか、この言葉によく表れています。

 

もちろんグリーンには傾斜や芝目、芝の種類や短さなどによって変わってきますが、1~1.5mの距離のパットだと70%程度は「ボ-ル1個分曲がるかどうか」です。

ボールの直径は4.3cm・カップの直径は10.8cmですから、狙うのは「カップの右側か左側か」ぐらいでほとんどのケースは問題ありません。

 

失敗するケースの大概は「まっすぐ打てていないこと」が要因となっています。

 

なお1.5mの距離のパットを外す確率は、100切りを達成していない方は60%を超えるというデータもあるそうです。

 

多くのゴルフ練習場は「グリーン練習場の設備がない」か、もしくは芝ではないグリーンであるため「練習ができない」とお悩みの方も多いかもしれません。

でも、前述したように「真っすぐ打てるかどうか」が重要なので、なにも芝の上で練習する必要もありません。

平らなところであれば、正直どこでも良いのです。

 

また室内練習用のパターマットも沢山販売されていますので、格安のモノを購入して家で練習してみるのも良いでしょう。

 

パッティングの具体的な練習方法・コツに関してはこちらの記事でまとめています。

1m以内のショートパットを一発で入れるコツ/パターが苦手な方がやってしまう5つの事例とは?

ショートパットを確実に一発で入れるコツは「芯で捉える」「ヘッドアップしない」「ルーティンを作る」「考え過ぎない」「練習をする」に尽きます。
今回はその5つのポイントを1つずつ細かく解説していきます。

 

100切りを達成するための練習その2

次に大事なことはアプローチの自信をつけることです。

 

初心者の方はひたすらドライバーショットを練習して、飛ばさなければゴルフができないと思っている方もおいでです。

でも、ちょっと待って!

日本のゴルフコース、アマチュアが一般的に使うレギュラーティーの平均距離をご存知でしょうか?

 

圧倒的に多いのが男性で5,800~6,200ヤード、女性で4,800~5,200ヤードなんですよ。

一般的なパー4は男性が350ヤード、女性なら280ヤードと考えて大丈夫です。

男性の場合ティショットが180ヤード、女性なら150ヤード飛ばすことができれば、残り距離はそれぞれ170と130ヤードがセカンドショットの距離です。

 

こう見るとドライバーが250ヤード(女性200ヤード)も飛ばせなくてもいいことが解ります。

ドライバーの「飛距離」という呪縛がなくなるとメンタルの負担が少なくなり、ミス率が減ってきます。

 

さらにセカンドショットを乗せようとしなくてもいいんです。

そもそもアマチュアのパーオン率など上級者でも50%行くかどうかですからね。

グリーン周りの寄せやすいところ、例えば30~40ヤードショートは全然OKなんですよ。

むしろ距離は届いたのにバンカーやショートサイドなどにある深いラフなど、行ってはいけないところに入れると罠にはまり大叩きします。

 

打ちっぱなし練習場に行ったら、ひたすらPW、AW、SWで練習しましょう。

その日の打ったボール数の半分以上はアプローチに費やします。

余計なことを考えず、とにかくそれぞれのクラブで10ヤード刻みにコントロールする練習に集中してください。

飛距離は上手くなってから、いくらでも伸ばすことができます。

 

アプローチショットが得意になる練習方法はこちら。

アプローチを10ヤード刻みの距離感で打ち分ける7つのポイント/100切りへの近道は残り100ヤードのショット精度にアリ

今回はアプローチの距離感を養い、10ヤード刻みで打ち分けられるようになる練習方法の紹介です。
ターゲットを自信を持って狙えるようになれば、簡単に100切りは達成できます。

 

100切りを達成するための練習その3

打ち下ろしのティーグラウンドから眼下に見えるウォーターハザード。

セカンドショットのグリーンを阻むかのようにそびえたつ大きな口のバンカー。

 

人間の思考回路は否定するのが苦手なので、「池を思い浮かべないでください」といわれても真っ先に池の光景が浮かび上がってしまいます。

そんな気持ちでショットしてみたら、見事にボ-ルは吸い込まれてしまいますよね。

 

これ、実に簡単な練習で防ぐことができます。

 

先ほどのようなプレッシャーがかかるシチュエーションで初心者がやってしまう多くのミスは「ボールを上げようとする」スイングによるものです。

ゴルフあるあるで一番メジャーなのは「上げようとするとトップ、転がそうとするとダフる」ではないでしょうか。

結果、打ち出されたボールはミスショットによって池ポチャやバンカーに突き刺さってしまいます。

 

このミスを防ぐのに効果的なのは「低く打ち出す」という練習です。

 

具体的にどういう練習かというと「ボールを上から空手チョップ」するように打つだけです。

ボールの頂上よりも飛球線側に当たってしまった場合はその場でバウンドしてしまいますが、頂上よりも手前で捉えることができれば、ボールに強烈なバックスピンがかかりフェースを駆け上ります。

打ち出されたボールは予想よりも高い弾道となって(フェースなりに)飛んでいき、バンカーや池をしっかりと越えていくことができます。

 

ボールに直接アタックするのでダフリの心配は無くなり、また「打ち込む」という動作によってトップすることもありません。

いわゆるダウンブローの完成です。

【アイアンショット】ダウンブローの打ち方を簡単にマスター!ポイントは「タメ・フェースターン・ハンドファースト」

あなたのアイアンは理想的な距離が出ていますか?
しっかりとしたダウンブローを習得することで飛距離が上がるだけでなく、5〜10ヤード刻みのコントロールショットも同時に覚えることができます。

 

この打ち方をマスターするためは「高めにティアップしてアイアンで打つ」といった練習方法が良いでしょう。

ティアップすることで、ダフってしまった場合はティ部分に当たり、反対に打ち込めずトップしてしまった場合は超低弾道でボールが飛んでいきます。

しっかりと捉えることができるようになると、どんな高さのティアップでも(もちろんマットの上でも)、またどんな番手のクラブでも理想的な弾道が打てるようになります。

 

簡単にスコア100切りができる練習方法のまとめ

 

初心者が最短で100を切るために必要な3つの練習方法を紹介しました。

たった3つですが徹底することで100切りは達成されます。

 

スコアを縮めるためには、飛距離よりも圧倒的に重要なことがあるということがご理解いただいただけでも大きな収穫になるでしょう。

 

もうひとつ大事なこと。

ゴルフを始めたばかりの方はいきなり「100」ではなく、最初に「108」という暫定目標に向かうことをおススメします。

108はパー72にハンデ最大限の数値36を加えたものです。

計算上は18ホールの平均がダブルボギーなら達成できるスコアです。

 

100切りは2段式ロケットに構えることで効果はすぐに現れ、108という数字がゴルファー一人前の称号ですからかなり自信がつきます。

 

また、スコアカードの付け方にも一工夫すると良いでしょう。

パー4のホールで6打だったらスコアカードには「0」、もし5打で上がれたら「-1」と書いてみましょう。

この数字が合計「0」だったら108で上がれた証拠、「-9」で100切り達成です!

プロゴルファーのようなスコアでモチベーションも上がりますし、自身のスコアをしっかりと対峙して後半も気を引き締めてプレーができるようになります。

ゴルフ初心者100切りナビの歩き方










おすすめのゴルフGPSナビ


ショットナビアドバンス

ゴルフのGPSポータルナビといえば「ショットナビアドバンス2FW」

僅か10cmほどのポケットサイズながらその性能はスゴイの一言。あらゆる機能が搭載されています。

代表的なのが「フェアウェイナビ」と「美しく高精細なコースレイスト」。

1打でグリーンオンできそうもない時フェアウェイ方向へナビを向ければ、その方向のフェアウェイ中央までとその先からグリーンまでの距離を瞬時に表示してくれます。

 

また屋外でもハッキリと見ることができる液晶は、まるで「みんなのゴルフ」をプレーしているかのよう。

ハザード種別アイコンにより直観的に池やバンカーなどを判別することができます。


ショットナビ W1-FW

GPSナビは欲しいけれど、プレー中にポケットに入れて持ち運ぶのはちょっと…

という方にオススメなのが、腕時計型の「ショットナビW1-FW」です。

シンプルにグリーンまでの距離を大きく表示してくれるだけでなく、様々な機能が搭載されています。

代表的なのが「フェアウェイナビ」で、林に打ち込んだ時のレイアップや高低差のあるホールで刻むときなどに役立ちます。

またバンカーや池などのハザードまでの距離計測や2グリーン表示機能、スコアのカウントもこれひとつで行うことができます。

ほかにも地点登録を行うことでその場からの飛距離を計測できたり、もちろん時計としての機能も搭載されています。


ガーミン腕時計型 GPSゴルフナビ

腕時計型のGPSナビでありながらシリーズ初の「高低差情報」を取り入れた最新モデルである「ガーミン APPROACH S60」

飛距離が140ydの打ち上げコースでもガーミンを使えば実際には150ydを打つ必要があることが分かります。

またグリーンの形状や当日のピン位置まで表示してくれる優れものです。

さらに別売りのスイング解析センサーと連携をすることで、ヘッドスピードやクラブパス、テンポなどのデータも計測が可能。

それでいてGPSモード10時間、時計モード10日間という大容量バッテリー搭載です。

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