アプローチ・バンカー

スコア100切りはウェッジの使い方次第!アプローチショットを上達させるためのテクニック

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ゴルフのスコアメイクの鍵を握るのは、なんといっても「アプローチとパッティング」です。

パッティングだけでスコア全体の40%、アプローチを含めれば6割ほどがグリーン周りでのショットであることに気付くはずです。

 

100切りができない方のほとんどは、打ちっぱなし練習場などで大きなクラブ(ドライバー~アイアン)は相当打ち込んでもウェッジやパターの練習量が不足しているようです。

ドライバーはうまく芯を捉えればボールが飛ぶし、手に伝わる打感が快感に変わりますからね。

実際のコースに出て、グリーンから50~60ヤード付近までは上級者並みに運んでも、ウェッジを持つといきなり初心者に戻る人もいます。

 

問題はそこから。

周りの仲間から、ウェッジの使い方がわかれば明日にも100切りできるのに~~、なんていわれてしまう始末です。

ウェッジがうまくなるとその分アプローチがうまくなり、ピンそばに寄るようになりますからパット数も少なくなります。

 

今回はスコアが安定する短い距離のウェッジの使い方について解説をしていきますが、実はテクニックというよりかは考え方の方が重要です。

考え方が変われば打ち方が変わります。

 

ウェッジって難しい?とんでもない、いちばんやさしいクラブです

 

ウェッジは、初心者の皆さんが考えておられるほど難しいクラブではありません。

距離はいらないから女性でも簡単、ロフトが大きいため誰が打とうとイヤでも高く上がってしまう構造になっているからです。

難しいと考えている方はウェッジの構造を理解していないか練習不足のどちらかです。

 

ウェッジがいかにやさしいかを理解することができたら、バンカーで3回~4回打つこともなくなるでしょう。

きっと次回のラウンドからは、ウェッジが使いたくて仕方なくなりますよ。

 

ウェッジはゴルフのキャディバッグに忍ばせた10徳ナイフ

 

10徳ナイフってご存知ですか?

スイスのビクトリノックスなどが有名ですが、ナイフの刃以外にドライバー・はさみ・やすり・のこぎり以外にワインオープナーや栓抜き・缶切りまで、多種多様の使い方ができる優れものです。

ウェッジはまさに10徳ナイフのような多種多様な使い方をすることができ、中でもサンドウェッジはグリーン周りのオールマイティクラブです。

 

1本のクラブで様々な打ち方ができるのですが、そのすべての打ち方をマスターしようとするのではなく、自分に合いそうな打ち方だけマスターしてください。

青木功プロのようにひとつのパターンを変幻自在に操るのもよし、倉本昌弘プロのように多種多様に打ち分けるのも良しです。

 

それではウェッジの基本知識と、ケースバイケースでの具体的な打ち方をご紹介します。あなたもウェッジ名人になれるでしょう。

 

ゴルフは道具の使い方ひとつ、ボールの捉え方ひとつ

極端に単純化した言い方になりますが、ゴルフのスイングのうまい下手は、ヘッドとボールの当て方だけに集約できます。

逆説的にいえば、体の使い方すべてがまったく基本の理に適わない特異なフォームであろうが、我流のグチャグチャで変則的なものであろうが、ちゃんと当たればボールはしっかり飛んでいきます。

ただし、そのようなフォームは何度も繰り返せない「スイングの再現性」の点で不利になります。

 

ゴルフは野球のように、ボールを手で持つことはありません。

クラブという道具を使いますから、初心者の方も道具の使い方が上手になることと、道具そのものの良し悪しとか相性でスコアはどんどん伸びます。

道具とプレーヤーの相性についてはこちらの記事一覧を参考にしてみてください。

ゴルフ上達カテゴリー

 

ウェッジを使うシーンはそのほとんどが100ヤード以内のアプローチです。

「ギリギリまでカップに寄せたい」「オーバーしたら嫌だな」と道中のショットよりもプレッシャーがかかります。

変にいつもより色んな事を考えてしまうのでザックリ・トップなどのミスが多くなってしまうのもウェッジショットの特徴です。

 

体の軸心と思考の軸心が不動な、シンプルなスイングが可能

ゴルフのスイングを「○○理論」などと必要以上に難しく考えないでください。

考えすぎるから、ヘッドとボールが当たる以前の思考回路を使いすぎてしまいます。

例えばですね、理論武装しないで単純に「スイングは距離に合わせて振りの大きさを変えるだけ」として、あとは全部一緒としたらいかがですか?

 

すべてのショットに共通しているのは「不動の軸心」です。

上下動・前後動・左右動さえしなければ上級者顔負けのショットが打てます。

 

ゴルフのスイングに必須なものは軸と回転だけ、理想は「デンデン太鼓」です。

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デンデン太鼓の中心は、回転中は止まっているように見えます。

ゴルフは簡単に考えたほうがシンプルで反復性の高いスイングができます。

 

なぜウェッジだと失敗してしまうのか?

6~9番アイアンは普通に打てるのに、なぜか50ヤード以内のウェッジショットは失敗ばかり…

という方は中級者でも結構多いものです。

理由は主に2つ。「加減してしまうこと」と「上げようとする」からです。

 

ゴルフで一番難しいのは手加減ショット

ゴルフはどれだけ同じスイングができるかという再現性が重要です。

練習場ではミスしても問題ないので同じリズムで打つことができ、そのリズムを体に染み込ませることで上達していくものですが、いざコースに出るとミスを怖がり体にブレーキをかけてしまいます。

 

その中でも一番マズいのが「スイングリズムを変えてしまうこと」です。

特にアプローチでは「このスイングスピードだとグリーンを越えて奥の林に飛んで行ってしまうのでは?」などと余計なことを考えてしまい、ダウンスイングの途中でスピードを緩めてしまうことがあります。

スピードを緩めるためには体のどこかを硬直させる必要があり、その力みがヘッドをブレさせる原因となり、トップしたりダフったりしてしまいます。

 

無理に上げようとするから失敗する

ゴルフあるあるですが「上げようとするとトップし、転がそうとするとダフる」というのがあります。不思議なものですよね。

理屈はいたって簡単で「上げようとするとリーディングエッジが寝てしまう」ことによりエッジで空手チョップのようにボールをヒットしてしまうからです。

ダフるのはその逆でエッジが地面に突き刺さるからです。

 

ウェッジはロフト角が50度前後ありますから普通にヒットすれば勝手にボールは上がっていきます。

変にボールを上げようとする必要はありません。

それでもミスしてしまう方は「ボールをヒットする場所を少し頂点寄りにしてみる」と良いでしょう。

(右利きの場合)ボールの右半分どこかに当たればOKで、少しダウンブロー気味に打つとボールはフェースを駆け上り、ロフト角なりの打球が打てるようになります。

【アイアンショット】ダウンブローの打ち方を簡単にマスター!ポイントは「タメ・フェースターン・ハンドファースト」

あなたのアイアンは理想的な距離が出ていますか?
しっかりとしたダウンブローを習得することで飛距離が上がるだけでなく、5〜10ヤード刻みのコントロールショットも同時に覚えることができます。

 

ウェッジが得意になる打ち方

それではいよいよウェッジを得意クラブにするための打ち方講座です。

特にテクニックを必要とせず考え方を少し変えるだけで、今までよりグっとウェッジが上達します。

 

距離以外はすべて無視

ショットをする時には何かと考えてしまいがちで、特にあと1打でグリーンに乗るかもしれない時は色んなことが頭の中を駆け巡ります。

  1. 距離感を意識する
  2. クリーンにヒットする意識
  3. 方向性をよくする意識

初心者の方のコツとしては、ウェッジを持ったら距離感以外は無視してしまうとアプローチは急によくなります。

たとえば残り30ヤードで打ち出そうとした方向と10度違うところに打ってしまったとしても、残った距離は5ヤード前後です。

 

二つ以上のことを一度に消化しようと考えないことがいいのですね。ここでもシンプルシンキングは生きています。

 

なるべく体を使わない

ピンに近づくほど飛距離を求める必要がなくなります。PW以下になると体重移動など全く必要がありません。

言い換えれば飛距離を出そうとするとどうしても体重移動が必要になり、その分ミスが多くなります。

この打ち方(動作)でアプローチを行ってしまうと、どうしてもブレが生じてしまいミスに繋がってしまいます。

 

体を使わないで軸心をブレないようにするためにはいくつかの方法があります。

 

①クラブを短く持つ

クラブが長いほど距離のコントロール精度がなくなります。

PWなどのウェッジが短いのは、ボールとフェースがコンタクトしやすいためなのですが、そのクラブを長く持ったら意味はありません。

アプローチが苦手な方はグリップギリギリに持つぐらいで構えてみましょう。

 

②スタンスを狭くする

手と体の一体感を作り、上下動を抑えることで芯に当たる確率が高くなります。

スタンス幅は距離に応じて変えるべきですが、残り30ヤード以下であれば両足を揃えてしまって問題ありません。

ただし足を揃えると膝が緩みやすくなりますので、最初から軽く曲げた状態をキープしておくようにしましょう。

 

一番簡単なランニングアプローチ

冒頭でウェッジは10徳ナイフのようだと例えました。

その使い方のレパートリーをいくつか紹介します。

 

まず一番簡単なのはランニング・アプローチです。

グリーンとの間にバンカーなどのハザード(深いラフもハザード扱いとする)がないときはすぐにランニング・アプローチのイメージで臨みましょう。

 

ランニング・アプローチはもっとも距離感が出しやすく、ダフリにくいショットです。

パター感覚での振り方が正しいのですが、パターよりややダウンブローになります。

ボールを上に浮かせようという打ち方は厳禁です。

 

場所がラフならば、リーディングエッジがボールの下から1/3を通過するイメージでヘッドを返さないまま振ります。

花道ならクラブが芝生に触れるか触れないかの高さで軌道を守ればまず失敗はしません。

ボールに当たってから芝生に引っかかるのはOKです。

 

距離のあるバンカーショットはPWで

ピンまで50~60ヤードあるバンカーショットは、プロでもエクスプロージョンで距離を出すのは困難です。

初心者の方には難易度が高く、いったんサンドウェッジで外に出すだけというマネージメントもできますが、それなら最初からPWでトライしましょう。

思いっきりトップでもしない限り、どう打っても通常の飛距離の50%程度しか飛びません。

安心して振り抜きましょう。

 

サンドウェッジのロフトに騙されてはダメ

サンドウェッジには大きなロフトがあるので、フェースがボールにコンタクトするとき自動的に大きなバックスピンがかかります。

初心者の方は見た目の大きなロフトから、サンドウェッジは下からすくいあげるものと打ち方を誤解しています。

「クラブフェースが地面に接地するのはインパクトの後」というイメージを常に持ちながらスイングをすることで、綺麗にコンタクトすることができます。

 

ダフリとトップを減らすチェックポイント

トップしたり、ダフってばかりの方は、最初からボールをクリーンに打てないのではないかというネガティブな心理状態でいます。

メンタル的にこれではショットの成功率は低くならざるを得ません。

 

初心者の方はまずそんな心配を払しょくするテクニックの習得が優先します。

以下のポイントをチェックすることで、自分のミスは何を変えればよくなるかを掴んでください。

 

①ボールの位置はどこが一番打ちやすいか?

セオリーはありますが、自分が打ちやすい場所を探すのもメンタル的に有効です。

どうしても修正できない時は「ボールの0.5~1個分左(右利きの場合)に仮想ボールを置く」ようにして、そのボールをヒットするイメージでショット練習をしましょう。

 

②構え方はどうか?

ポスチャー(構え方)の姿勢、膝の曲げ方、重心位置、グリップの置き場所はぎこちなくないですか?

ゴルフは力感なくスムーズにスイング出来ているときほどナイスショットが生まれ、なんだか違和感を覚えているときは大抵ミスを犯します。

ぎこちなさを払拭するために普段の練習時から「自分の構えのポイントを抑えておく」ようにして、いざ違和感を感じたらそのポイントをひとつずつチェックしていきましょう。

 

③クラブの落とし方は大丈夫ですか?

繰り返しますがウェッジは、下からボールを拾い上げるクラブではありません。

また、ゴルフスイングの基礎は「上からクラブを落とす」ことです。その運動の延長として円運動となるわけで、最初から上げようとしても意味がないと覚えておきましょう。

 

④いつものテンポと同じリズムか?

すべてのクラブとはいいませんが、ウェッジのアプローチに関して、リズムとテンポが一定しないということは距離も方向もバラバラになる最大要因です。

実際のショット前にメトロノームのように「サッサッ」と素振りをしてリズムを整えましょう。

 

 

サンドウェッジの使い方のバリエーション

グリーンのカラー部分からちょいラフにかかったようなときには、サンドウェッジの刃(リーディングエッジ)でボールの赤道を打つ方法があります。

 

一見、そんなプロのようなことはできないかも…、と思うかもしれませんね。

でも決してそんなことはないんですよ。

コースでいきなりやるとそういうことになりますが、それなりにしっかり練習しておくとこれがさにあらず、何とも気持ち良いランニング・アプローチになって成功するとやめられなくなります。

 

そもそもこの打ち方はダフリが多い人に向いた練習にもなります。

ダフリが多い方は、ボールの下にリーディングエッジを入れたがるためにミスしています。

 

この打ち方は(敢えて)100%トップになる打ち方で、刃(リーディングエッジ)のどこを通すかが理解できてアプローチのコツが覚えられる練習です。

 

まとめ

途中でも触れましたが、アプローチが苦手の方の共通点は体の使い過ぎと打つ前に考えすぎることの二点があります。

このことだけでも変えられればいかにウェッジショットが簡単かわかってきます。

 

単純化するために、スタンスだけはオープン気味がいいでしょう。

個人差があっていいのですが、距離が近いと体を開いたほうがターゲットへの意識が軽くなります。

アドレスでスタンスは開いても、フェースと両肩のラインは必ずピン方向に向けます。

 

ウェッジショットはパターの延長、距離だけ合わせれば方向は無視とシンプルに考えられたら、あなたのアプローチは安定します。

アプローチを10ヤード刻みの距離感で打ち分ける7つのポイント/100切りへの近道は残り100ヤードのショット精度にアリ

今回はアプローチの距離感を養い、10ヤード刻みで打ち分けられるようになる練習方法の紹介です。
ターゲットを自信を持って狙えるようになれば、簡単に100切りは達成できます。

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