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【はじめてのゴルフ】初ラウンドで気を付ける5つのチェックポイント

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さぁ、明日は初ラウンドです。

ドキドキ、ワクワクでとても今夜は寝られそうもありません。

 

スコアに対する期待と不安もあるのですが、それよりもっと気になることがあります。

なんといっても人生初めてのゴルフですから勝手がわかりません。

  • ゴルフ場ってどんなところ?
  • やってはいけないことってどんなこと?

事前に勉強をした方でもきっと一抹の不安はあるでしょう。

そんなわけで、今回は初ラウンドでも周りの方に迷惑を掛けないチェックポイントを5つご紹介します。

この5大ポイントさえ抑えれば、あなたのゴルフ人生のスタートはめっちゃ楽しいものになること間違いありません。

 

初ラウンドはまずマナーに気を付ける

 

ゴルフというスポーツは、ほかのスポーツと違うところがたくさんあります。

一番最初に記憶すべきは、スコアが良い人がすべてではないということです。

 

公式ルールブックにもその点ははっきり表れています。

ルールの条項が始まるもっと前に「品格」が書かれていますね。

つまりマナーとかエチケットがルール以上に尊重されているからです。

 

自分が楽しむためには、周りの方に迷惑を掛けないことだと明確にされているわけです。

ゴルフ独特のしきたりといっても常識の範囲から出るものではなく、これからの解説を一度読むだけであなたもきっとパスします。

 

その1~時間を守る

ゴルフは遅刻厳禁です。

 

これって、ゴルフだけの話ではありませんよね。

でも、中には遅刻で同組の方に迷惑をかけてしまうことってあるんですよ。

 

では、あなた一人が遅刻したらどうなるか?

 

①割増料金になる可能性が

時間通りスタートできないときは様々な問題が発生します。

例えば4人の予約で誰かが欠けると「割増料金」が発生するケースもあります。

 

大体一人につき1,000~1,500円前後です。

 

②スタート時間を繰り下げられる

3人の予約で一人がいないときは、その方が来るまでスタートを待たされることがあります。

 

3人で回ることを3サム、2人で回ることを2サムと言いますが、ゴルフ場の本音は「4人(4サム)で回ってほしい」のです。

そのほうが同じプレー時間でもゴルフ場の利益が増えますからね。

かといって全組が4サムというのもそれぞれの事情で難しいので、基本的には「3サムまではいいですよ、ただし2サムはお断りします」というゴルフ場もあります。

 

あるいは、その日のスタート順で最後に回されることもあります。

 

そのほかにももろもろの不具合が起こり、コンペなどでは組み合わせがグチャグチャになることもあるでしょう。

 

はじめてのゴルフはスタート2時間前にはクラブハウスに到着するように出発しましょう。

たかがゴルフと考える方が中にはいますが、仕事や家族の約束事と何一つ変わらないことを知るべきです。

 

その2~携帯電話は使用注意

携帯電話の使用には十分な注意が必要です。

 

原則としては、クラブハウス以外での通話はできません。

コースの写真を撮ったり、アプリを使ってスコアを記入したりと最近の携帯は利用範囲が広がって非常に便利になりました。

しかし、朝の練習グリーンなどで平気な顔で電話しているとスタッフに注意されます。

 

また、ラウンドの途中で電話に応答したりするのも良くない行為です。

「ほかの方を待たせないからいいだろう」というのは、ことゴルフコースに限って許されません。

 

その3~プレーは準備よくスムーズに進行する

ゴルフにスロープレー禁止という言葉があります。

スロープレーについて
「スロープレー禁止」は初心者ゴルファーが一番最初に覚えておくマナー!なぜダメなのかを解説

「スロープレー禁止」はゴルフ初心者が一番最初に覚えておく大事なマナーです。
今回はスロープレーにつながるよくある事例をピックアップしてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

ゴルフコースに自分たちの組以外誰もいないときは、多少時間をかけてもあまり迷惑になりません。

しかし、前の組と間隔が空くのは良くないことです。

 

『プレーファースト』はいまや世界的な流れで、ハーフ2時間~2時間15分以内なら合格です。

しかし、まだ打ち方を覚えたばっかりで、早く早く!と急かされてはゴルフそのものが楽しくならないでしょうね。

誤解なきよう、いくつかのケースを取り上げてわかりやすく解説しましょう。

 

①コース内を走りまくる必要はない

「初心者はクラブを2~3本持って、とにかく走れ!」という指導をされる方がいらっしゃいますが、あくまでもケースバイケースです。

 

ゴルフは1番ホールから18番ホールまで走って行うゲームではありません。

走るのは「前の組と間が空いてしまったとき」だけでいいのです。

 

あとはマナーとして「全員がカップインしたら小走りでカートに戻る」くらいで大丈夫です。

ただしグリーン上で走ると芝を傷めてしまうので注意しましょう。

 

②急いでショットする必要もありません

いくら早く早くといわれても、構えてから間髪を入れずに打たなければいけないということではありません。

ルール上の規定でも、ケースバイケースですがショットにかかる1人の持ち時間は40秒という目安があります。

持ち時間内ならゆっくりしても全く迷惑になりません。

 

その4~プレーファーストのコツ

続いてプレーファーストの延長線上にある、迷惑行為防止の知識について解説します。

 

①打順をしっかり把握する

ティググラウンドでは、同伴者に促される前にしっかり準備(用具やマネージメント=どのクラブでどの方向へ打つのかという意味)をしておき、あわてないようにしましょう。

 

また、コース道中やグリーン上ではカップに遠い順から打ちます。

名前を呼ばれる前に他の方のボール位置を確認しておきましょう。

 

②スコア記入は次のティグラウンドで

スコアに一生懸命になるのはわかりますが、記入するのは次のティグラウンドにしましょう。

終わったばかりのグリーンで書くことは非常に良くありませんし、後続組のボールが飛んできてとても危険です。

グリーンからは速やかに出て、次の組が打てる環境をつくりましょう。

 

③グリーンの忘れ物を確認する

キャディさんがいないセルフプレーのときは、グリーンでのパットを終えて移動するときに、自分のアプローチクラブやヘッドカバーなどの忘れ物がないかチェックしましょう。

あとで取りに来ると膨大な時間のロスになります。

 

「カップとカートの間にクラブを置く」クセをつけると忘れ物の防止をすることができます。

 

④ボールが飛んだ先を覚えておく

初心者の方の打球が左右に散らかってしまうのは仕方ないことで、そのこと自体に気を使う必要はありません。

 

しかし、ボールが飛んだ先をよく見ておくことは非常に大事です。

池に入ったかどうか、林ならどの木のあたりなのか、深いラフならなにか目印になるものはないかなどなどのチェックが大事です。

ボールを見つける時間が短いか長いかは組全体の時間経過に影響します。

 

その5~その他注意すること

初めてのラウンドとはいえ、人それぞれでプレースタイルも千差万別です。

それでは最後に時間短縮を心がけながら同時にスコアを有利に導く方法について紹介します。

 

①素振りは1回がベスト

最初の頃はショットに自信が無いために何度も素振りをしてしまいます。

時間のロスになるだけでなく、時間をかければかけるほど緊張感が増してしまい、良いショットは望めなくなってしまいます。

 

後方からアライメント(打ち出しの方向)を確認してスッとアドレスしたら、ひと呼吸(いつも一定した)おいてスムーズにバックスイングに入ったほうがリズムが良くなります。

こういったルーティンを取り入れることは脳科学的にも有効な手法とされています。

スイング前のルーティンがナイスショットを再現させる/スイングリズムをキープするために行う4つの動作

ミスショットを少なくするには「いつも同じスイング」を再現できる能力が必要ですが、そのためにはしっかりとしたルーティンワークが欠かせません。
今回はおススメのルーティンとスイングの再現性を高める方法を解説していきます。

 

②飛ぶ200ヤードより正確な150ヤード

ゴルフを始めたばかりでも飛距離が出る方もいらっしゃるでしょう。

ゴルフは不思議なもので、軽く打つと綺麗な弾道を描いて飛距離が出るのに、思い切り振るとダフったりスライスしたりで良いことは全然ありません。

 

良くありがちなのが「自分の最高のショットが出ればグリーンに乗る距離(たとえば200ヤードくらい)」で、確率からすると10%にも満たないような場面なのに、次の組がグリーンにいるのでパットが終わるまで待つというパターンです。

こういう時は例外なくミスショットをしますし、待っている間の時間をロスしてしまうことになります。

 

ムリなく確率の高いショットを心がけるようにしましょう。

 

③パッティングラインは先に読む

グリーン上で別の方がパッティングに時間をかけている間に、自分のボールのラインをよく確認しておくようにしましょう。

よくぼんやりしていて、いきなり自分の名前をコールされて慌てる方がいます。

人のプレー時間を有効に使っておくと心にゆとりが持てるパッティングになります。

 

④ピンチはムリせず横に出す

林に入ったり、とても打ちにくい傾斜地に打ち込んだり、あるいはバンカーでも顎が高くて普通の打ち方では出せないなど「ピンチ」になった時は、絶対無理しないでとにかく10ヤードでも30ヤードでも次に打ちやすい場所に出す習慣をつけましょう。

 

ときどき練習場でもできないか、あるいはプロが試みる難度の高いショットにトライしようとする初心者がいますが、これは次の災難を招くだけで上達の役には立ちません。

また、林からのショットは「開けている空間の方が広いのにボールを木に当たる」というゴルフあるあるもあります。

 

あっさり1打払うことを知るのはうまくなる秘訣です。

 

【はじめてのゴルフ】チェックポイントまとめ

 

初心者であろうと中級者であろうと、サクサクプレーする方は好かれます。

きっとまたご一緒したいと思われること、間違いありません。

逆にテキパキとプレーできず、無駄な時間ばかりかける方は嫌われます。

 

コース内に仕掛けられているバンカーに入るのは仕方ないことですが、レーキ(バンカーを均す道具)をもって入るとかの工夫ひとつでだいぶ変わります。

他にもティーショットを4番目に打ったプレーヤーが、わざわざカートのキャディバッグにクラブを戻してから乗り込む姿を見ますが、これこそ意味のない動きです。

打ち終えたらサッとカートに乗って次の打球地点でしまうだけで、ハーフ5~10分の違いが出ます。

 

「ゴルフは楽しく」をモットーに取り組んでほしいものですが、周りの方や一緒の日にプレーするゴルファーたちも同様のことを考えています。

初心者が一番気を付けることはマナー・エチケットですが、その根幹は「プレー・ファースト」です。

ぜひ皆さんが気持ちよくプレーできるように、ゴルフに取り組んでみてください。

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