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ゴルフのプレーが遅い人と早い人の違いって?ハーフ2時間で回るコツ【スロープレー撲滅】

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ゴルフで絶対やってはいけない「スロープレー」

 

あなたはゴルフのハーフラウンドをどのくらいの時間で回っていますか?

 

といきなり言われても、ご一緒した方の人数とかレベル、それに天候とかが関係してきます。

しかし、なんといっても問題は遅い組があるかどうかで、ひとつ挟まっただけでもコースは大渋滞します。

 

ゴルフをプレーするスピードは、人によって相当差があります。

また、その速さは上級者を除いて意識レベルが高いか低いかだけで決まらないまちまちです。

最近叫ばれているスロープレー撲滅のために、ハーフ2時間・ワンラウンド4時間前後で回る方法、コツを解説していきましょう。

 

スロープレーは中級者こそ要注意!

プレーが遅いと周りに迷惑

 

よくご一緒する初心者の方が、朝の挨拶に来られてこんなことを話します。

「まだゴルフを始めたばかりですのでご迷惑をおかけします」

また、ホールアウトするとこういう方もいます。

「スコアが悪くてご迷惑をおかけしました」

時々出る大叩き、スコアの面でたくさん打ってプレーが停滞したから迷惑をかけたのではないかという意味でしょう。

 

大丈夫です、いくら大叩きしてもいいんです。

最初は誰でも初心者、同じ経験をしてきています。

 

同じ組の仲間は暖かく見守ってあげるべきで、焦るよりもそういった局面を何度も経験して人は上手くなっていくものです。

 

迷惑がかかるのは「一生懸命」プレーしない方ですね。

基本的にマナーの悪い方やダラダラした周囲に配慮のまったくないプレーぶり、こちらの方が迷惑がかかるという分別を知っておいた方がいいでしょう。

 

ゴルフでは一番守らなければいけないマナーとして「プレーファースト」というものがあります。

初心者の頃はむしろ一生懸命プレーするのでプレーは早く、同伴している側としても自分の初心者の頃を思い出し、微笑ましくもあります。

むしろゴルフに慣れてきた中級プレーヤーの方がダラダラとプレーをし、スロープレーにつながっていることがあります。

 

ゴルフ場では「ハーフ2時間〜2時間15分」で回るのが一つのマナーです。

それにしても、どうやったらハーフ2時間前後でラウンドできるのか、スロープレーにつながる悪いお手本を参考にしながら、早くラウンドする要領とコツをご紹介しましょう。

 

時間にルーズで周りに迷惑をかける人

プレーする前の朝の段階で迷惑をかける方がいます。

例えばコース入りの時間に余裕がない人、遅刻が常習的な方がそれにあたります。

以前、ロッカーに行く暇もなく、駐車場からバッグを担ぎスタートホールに走ってきた猛者(モサ)がいました。

これではご当人もゴルフがスムースにスタートしないでしょうが、同伴者も落ち着かなくて迷惑です。

 

準備不足で同伴者に迷惑をかける人

スタートホールで「あっ!パターがない!」と叫んだ方もいました。

スタート時間はあらかじめ決められていて、前の組に続いて打っていくのが基本です。

 

打順を決めて、さぁ行こうかというときに忘れ物があったらスタートになりません。

よくあるのがクラブやグローブ、ボール、ティなどを忘れたということ。

他にも練習グリーンやプラクティスレンジに置いてきてしまったというケースや、前の日に自宅でパッティングの練習をしていてそのまま置いてきてしまったなど様々です。

 

特にパターは代わりになるクラブがなく、グリーン上ではパター以外使えません。

慌ててフロントで貸しクラブを借りるにしても時間がかかるので、準備はきちんとしておきましょう。

 

素振りが多すぎるのと「間」が悪い人は要注意!

やたら素振りばかりが多くて、なかなかアドレスに入らない方はすでにクセ(習慣)になっています。

習慣というのは自分ではほとんど気づかないので、誰か上級者の方がそれとなく教えてあげる必要があります。

 

また、ややこしい場所に行ったときは多少同情しなければいけませんが、例えばライが悪いところでも2~3回素振りしたらスッと構えて打ちましょう。

日頃打ちっぱなしなどで練習するときも、素早くスタンスに入れる習慣づけが必要です。

 

とにかく走れ!と教育するベテランに問題あり

ゴルフは微妙なスポーツで、呼吸が乱れるとショットに影響が出ます。

ときに職場の上司など目上の方が、部下に「とにかくクラブを持って走れ!」とかいうのを耳にしますがとても感心しない指導(?)です。

 

確かに時間短縮というのはダラダラ歩かないことですが、走ると心拍数が上がって落ち着いたスイングが難しくなります。

走らずともスムースに現場に行けばよいことです。

ペースはやや早足程度、朝の通勤で駅に向かうときのそれでいいでしょう。

 

むしろ、2打目地点に行って状況を見てきてからカートに戻り、そこで初めてクラブを選択して再度そこへ向かうなどの行為こそ許されません。

その辺のボタンの掛け違いは指導の良し悪しがあり、いかに初心者でもゴルフの楽しさが半減してしまいます。

 

よく見かけるスロープレー

 

ここからはよく見かけるスロープレーをまとめていきます。

反面教師として読んでみてください。

 

1.明らかにムリのあるパー5の2オン狙い

パー5でティショットが会心の当たりで狙いたくなる気持ちもわかりますが、練習場でも届かないような距離から狙いたいというのはいかがなものでしょう。

 

とはいえ、前の組のパッティングがすべて終わるまで待つことは安全上大事なことです。

届かないと思って打ったらオンしてしまったは非常にまずいことですが、グリーンの近くに落ちる音で前の方のパッティングに支障ができたらいけないという配慮も必要です。

 

2.打つたびにカートのバッグにクラブをしまう

各組の最後にティーショットした方が、わざわざカートの後ろに回ってバッグにドライバーを押し込んでから乗り込むことは良くありません。

クラブを持ったまま乗ることで時間短縮でき、18ホール続けるだけで5~10分くらいは変わってきます。

 

3.OBの可能性があるのに暫定球を打たない

これはマナーだけでなくルール上も問題アリで、もしOBなら前打に戻る必要があり、戻りの時間は膨大になります。

 

まして、カートによってはUターンできないシステムのコースもあります。

ルールは知ることと有効に活用することが大事です。

ゴルフ場によってはOBの場合「前進4打」などの救済措置がありますので、ティショットの前に必ず確認しておきましょう。

 

4.同伴者の紛失球を探さない

紛失球を探すのは同伴者全員の義務と考えましょう。

紛失球を探す時間は規則で5分以内ですから、それ以上探したい気持ちはわかりますがあきらめも肝心です。

その気持ちを察して、まず全員が探しに現場に行くことと、そもそも打つときに同伴者がボールの行方を見守っていることが基本です。

チームの連携の良し悪しがプレースピードに大きく関わってきます。

 

5.カート運転者のマナー

グリーン周辺ではカートを最後に運転した人が、他の方全員のパターを持って行ってあげるのは当然です。

それからグリーン周りで注意することのひとつに、クラブの置き忘れがあります。

「あっ、前のホールにサンドウェッジを置いてきてしまった。取りに行ってきます」などということがないようにしたいですね。

そういううっかりを予防するためにもアプローチクラブを持っているときは、カートとカップ(旗竿)を結ぶ線上にクラブを置いておくと間違いが少なくなります。

 

6.ホールアウト後グリーン周りでモタモタする

ホールアウト後は少し気が抜けるのか、カートを発進させずにスコアをつけたりクラブを拭いていたりする方がいます。

ゴルフは高速道路と一緒で、続々と次の組がやってきます。

全員のパットが終了したら小走り(グリーン上は走らない)でカートへ戻り、すぐにカートを動かす癖をつけましょう。

 

 

他にもやってしまいがちなスロープレーをこちらにまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

スロープレーについて
「スロープレー禁止」は初心者ゴルファーが一番最初に覚えておくマナー!なぜダメなのかを解説

「スロープレー禁止」はゴルフ初心者が一番最初に覚えておく大事なマナーです。
今回はスロープレーにつながるよくある事例をピックアップしてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

やってはいけないスロープレーのまとめ

 

昔からゴルフには「遠球先打」というマナーでありルールがありました。

ボールがカップに遠い順に打つという原則ですね。

 

しかし次回のルール改正で消える運命にある規則です。

 

最近は基本が「レディゴルフ」になりました。

多少近くても、準備ができた人から先に確認と声かけをしてからどんどん打ってよしというのがレディゴルフです。

レディゴルフでだいぶ時間短縮になりますよ。皆さんも今度やってみてくださいね。

 

また、初心者のうちは「ショートホールは10分」「ミドルホールは15分」「ロングホールは20分」を目安とすると良いでしょう。

この通りに回ればハーフ2時間15分です。

慣れてきたらハーフ2時間以内を目指すために、上記目安からマイナス2分としてプレーするのが良いでしょう。

 

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