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【ゴルフボールの正しい選び方】ディスタンス系とスピン系・ディンプルの数と飛距離の関係性・飛びを決める3大ポイントとは?

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ゴルフボールってどうやって作られているのでしょうか?

どこかの工場でオートメーションで製造され、箱詰めまで人の手は掛かっていないとお考えではありませんか?

 

じつは一流メーカーのボールは、最終的に一個一個「人」が検品しています。

つまり、それほどゴルフボールにはビミョーな差があるということです。

 

ゴルフを始めて間もない方は、「ゴルフボールはどれでも一緒」と考えがちです。

でも、100ヤード以上飛ぶようになったら、自分に合ったボールとか、直進性の良いものを考慮し、自分のスイングと曲がり方の相性は考えるべきです。

 

 

野球のホームランの倍近く飛ぶゴルフボール、ボールを変えることでスコアも変わります。

それではゴルフボールを選ぶための正しい知識を解説していきます。

 

ブライソン・デシャンボーという科学者ゴルファー

 

ブライソン・デシャンボーという選手をご存知でしょうか。

ゴルフのクラブもボールもすべて個性的、既成概念などどこかにすっ飛んで行った次世代改革派の最先端にいるプロゴルファーです。

 

彼は2016-17年シリーズのジョンディア・クラシックで、PGA初優勝(ウエブドットコムを除いて)を果たしました。

彼はジュニア時代からペイン・スチュアートを敬愛し、大学もテキサスのサザンメソジスト大学を選びましたが少し異なることは、彼が「サイエンティスト(科学者)」であることです。

 

デシャンボーがこだわりまくるボール

デシャンボーは使用するボールを高濃度の塩水に浮かべ、くるくる回して重心位置を測り、もっとも安定したボールしか使いません。

一体何をしているの?と聞きたくなりますね。

 

「どのメーカーもボールのコアの部分は品質管理が行き届いています。でもディンプルを施したカバーを成形する段階で微妙に誤差が出るのです」

 

という考え方なのです。

つまり、塩水にボールを浮かべて回転させると、重心が真ん中からずれているものは水の抵抗が増えて回転がすぐに止まるからすぐわかるそうです。

 

彼が試合で使うボールは、すべて自分自身が検品します。

彼の行っている厳重な検査結果にかかると、一般的なメーカーの球は1ダース中3~4個が不合格になるそうです。

 

各メーカーが研究に研究を重ねたゴルフボール、知れば知るほど性能の違いが分かります。

マナーもルールも覚え、腕が上がってきてスコアップが始まったタイミングがボールにこだわるときです。

 

いくら固いボールでも変形するのがゴルフボール

 

ゴルフボールってどのくらい固いかご存知ですか?

 

ゴルフボールには硬さを示す数値「コンプレッション」があり、ATTI法というコンプレッション測定方法で計測されます。

簡単にいうと、ボールに大きな負荷をかけて押しつぶしたとき、その変形の度合いに応じて硬さを数値化したものです。

 

昔のボールは90~100がほとんどでしたが、最近になるほどボールの硬度は軟化しています。

マルチレイヤー・ソリッドコアと呼ばれる多層構造のゴルフボールが開発され、以降軟らかくて(なんと29などというものも)高反発なボールが売れる時代になっています。

 

一見硬そうに見えるボールですが、ヘッドスピード45m/s(時速162km)付近ならインパクトの瞬間、ボールは4分の1程度が潰れています。

それでも復元力はすごいものがあって、コンクリート路面の上に置いて道路舗装用の鉄輪ローラーで踏んでも原型がなくなることは全くありません。

 

ディスタンス系とスピン系の意味が変わりつつある現代

 

よく誤解されやすいのですが、飛ばしを優先するディスタンス系は固いボール、スピン系といえば柔らかいボールだと思われていることがあります。

 

しかし一般的にはアプローチでバックスピンがかかる柔らかいカバーのスピン系のボールは固いコアで反発力を確保し、ディスタンス系のボールはスピン量を減らすために柔らかいコアで、反発力は硬いカバーで捕捉するコンビになっています。

 

かつては考えられなかったコンプレッション65で極薄ソフト・ウレタンカバーを使用したボールは飛ばないボールの代名詞でした。

それがキャロウェイのクロムソフトは前記のような数値でありながら、プロのような50m/sに近いヘッドスピードで打っても飛ぶので世間はアッと驚いたものです。

 

このように最近は、単純にディスタンス系とかスピン系というだけでは簡単にボールを選べない時代になりました。

 

コンプレッションとボールスペック

 

アベレージゴルファーにとって、プロが使うようなコンプレッション90~100となると、インパクトでボールを十分につぶしきれないからスピン量ばかりが増えて飛距離が落ちます。

 

もうひとつ、「飛距離」のことを言えばドライバーの飛距離ばかり注目されそうですが、アイアンの飛びも注意しなければいけません。

ボールのスペックの組み合わせが大切なのです。

 

ボールのスペックとは多層構造のそれぞれの厚み、硬度、比重などなどの組み合わせによってガラッと変わります。

ボールを変えると自分で使っているクラブごとの番手と飛距離の関係が変わってくるのでそこにも注意しましょう。

 

ディンプルの数と飛び方は関係あるの?

 

大昔のフェザリーボールは皮の中に羽毛を詰め込んだもので、表面はツルツルでした。

 

ある時、ボールに傷がある方が飛ぶぞ!ということに気付いたことからディンプルが発明されました。

 

近年のボールのディンプル数は大体300~500個ですが、最近は「数を少なくし彫は浅め」が流行の兆しです。

そうすることでボールが高く上がる傾向があり、特にハードヒッターはディンプルの数を少な目にすると非常に効果的です。

 

ボールを選ぶときはディスタンス系とかスピン系だけでなく、そうしたスペックも自分に合ったボール選びの基準にすると良いでしょう。

 

ボール選びの基本的チェックポイント

 

最後に基本的なボール選びのチェックポイントを解説します。

 

①ヘッドスピードに合わせる

ボールの基本は、自分のヘッドスピードとの相性が良ければ最大の性能が発揮されるようにできています。

ボールの反発係数と飛距離との相関が非常に高く、この反発係数は「0.01の向上でプラス10ヤード飛ぶ」といわれており、一番最適なヘッドスピードはボールの箱に記載されていますので、その数値を目安に購入すると良いです。

 

②技術レベルに合わせる

例えば初心者がスピンタイプを使うと、サイドスピン量が増えてやたら曲がりやすくなります。

また反対に強烈なダウンブローを打てるようになると、今度はボールが吹き上がり過ぎてしまい、これも飛距離を縮めてしまう原因になります。

 

③プレースタイルに合わせる

縷々説明してきましたが、大ざっぱに飛距離重視のディスタンス系、アプローチのスピン量とか打感を基準に置くならそういう選び方もないではありません。

また、3ピース・4ピースなどのゴルフボールは「1球500円」など高価なものばかりです。

最初のうちはムリせずロストボールをパックにしたような安価なゴルフボールで十分、100を切ったら自分へのご褒美で1ダース買ってみる、なんてのもゴルフへのモチベーションを上げる秘訣です。

 

ゴルフボールの基礎知識のまとめ

 

このように、ゴルフボールの選び方は時代によって様々な変化を見せています。

これからも工夫されたゴルフボールが開発されていくことでしょうが、「飛距離の要素」については今も昔も変わりません。

 

 

①初速

ボールは初速が出やすいものの方が飛びます。

初速はヘッドスピードだけではなく、インパクトの時のフェースの開き方に大きく関わっています。

 

②打ち出し角

打ち出し角はクラブのロフト角とスイング軌道で決まります。

アマチュアのゴルファー(ヘッドスピード40m/s前後)が最大の飛距離を出すには、ドライバーの打ち出し角が13~15度前後が理想です。

 

③スピン

ゴルフではバックスピンをかけないで打つことはほぼ不可能と考えてください。

ボールを高く上げるためには揚力を上げるスピンが不可欠の要素ですが、ドライバーでスピン量が多すぎると吹き上がるだけで距離は望めません。

先ほどのアマチュアの平均ヘッドスピードで、最大飛距離で最適弾道を実現するには、スピン量を2,200~2,500rpm(毎分の回転数)前後が理想的です。

 

ヘッドスピードなどによって最適なゴルフボールは変わってきますので注意して選ぶようにしましょう。

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