2017年7月に突如入ってきた「俳優の高橋克典さんがライザップゴルフで100切りにチャレンジ!」というニュース。
初めてのラウンドは25年前で、その時の結果は183と散々。
しかもこの企画発表直前に行ったラウンドではスコア170と、お世辞にも「厳しい結果」であった高橋さんでした。
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【高橋克典×ライザップゴルフ】スコア170から結果にコミットして100切りは達成できるのか?
特命係長只野仁役でおなじみのイケメン芸能人「高橋克典」さんがライザップゴルフでスコア100切りにチャレンジ!
スコア170からたったの2ヶ月で達成することは出来るのか!果たして結果にコミットできるのでしょうか?
2ヶ月という短い期間で果たして100切りは達成できるのか?と注目していましたが、見事チャレンジ成功となった模様です。
100切りチャレンジ成功動画
動画を見ると、ライザップゴルフでの指導を受ける前は完全に野球のスイングですね。
また、「ボールに当てたい!」という気持ちが強いのか、完全に手で打ちに行ってしまっています。
それが指導後はとてもきれいなスイングになっていて、特にトップの位置とフォロースルーまでブレない軸はお手本にしたいものです。
また、ボールを打つというよりも「運ぶ」というイメージを持ったスイングなので、特に力感なく振り切れています。
ゴルフがトラウマになっていた
高橋さんが今回の企画成功CM発表会にて発言されていましたが、ゴルフ自体をネガティブに捉えトラウマになってしまっていたようですね。
そりゃ、初めてのラウンドで183も叩けばゴルフに良い印象を持てないのも当然です。
今までゴルフ未経験の方のデビュー戦を何度かご一緒させていただきましたが、183というスコアはその中でも群を抜いて悪い方です。
バラつきはあるものの、デビュー戦はスコア150前後というのが平均ではないでしょうか。
また高橋克典さんは身長175cmと50代(現在52歳!若い!)の中では体格に恵まれている方ですし、体作りもされているので初戦の183というスコアはかなりショックだったんではないでしょうか。
ライザップゴルフが芸能人を起用したチャレンジ企画は高橋さんが初めてのようですし、もしチャレンジが失敗したら…と思ったら不安だったでしょう。
高橋克典さんのスイング変化
高橋さんのスイングビフォーアフターを分析してみましょう。
ヘッドアップしていない
レッスン前は頭の上下動がかなり見られます。バックスイングで一度沈み込んだ後、ボールを上げるためにヘッドアップしてしまっています。
これだとクラブヘッドが目標の位置に戻すのが困難になり、ボールの上っ面を叩くトップのミスが多くなってしまいます。
反対にレッスン後はアドレスからバックスイング、そしてインパクトに至るまで頭の位置が動いていないことが分かります。
非常に再現性の高いスイングといえますね。
背筋の角度を保ち軸がブレない
レッスン前はやや猫背の状態からインパクトに向け起き上がるようにスイングしてしまっており、アイコンタクトラインがズレてしまっています。
レッスン後はしっかりと背筋を張ることによりボールとの距離感を一定に保っています。
股関節を意識した体重移動
レッスン前は足に重心がかかり、また左足に体重が移動していません。
レッスン後は股関節に体重が乗ることでスムーズな腰の回転が加わり、自然な捻転運動を実現しています。
フォロースルーもブレることなく、しっかりと左股関節に体重が乗っています。
レッスン前のフォロースルーは、野球なら良いスイングに見えますけどね。
肩のラインとフェースの向きが揃っている
レッスン前は常に方の向きが先行してしまっています。これではインパクト時に伝わる地価が半減してしまい、また方向性もバラバラです。
レッスン後は見事に方のラインとフェースの向きがリンクしていいるので、非常に方向性の高いスイング軌道になっています。
スタッツ Before/After
今回のチャレンジ、ラウンドでは後半まで非常に良い調子で「90台前半も出るんじゃないか」というペースだったそうです。
好事魔多しと言いますが、そんな気の緩みから終盤でダフったりなどのミスなどが発生し、それでもギリギリ98というスコアで上がられた高橋さん。
しっかりクリアするあたり流石ですね。
驚くべきが高橋さんのスタッツ。
通常スコアの40%程度がパット数となるところ、パット数は32。
つまり31%強で抑えたというから、スコアはまだまだ伸びシロがありそうですね。
また、ドライバー飛距離も165ヤードから248ヤードと大きく飛躍したようで、運だけで100切りを達成した訳ではないようです。
ライザップゴルフってどんなところ?
今回の100切りチャレンジにあたり、高橋さんはトレーナーの存在の大きさについて語っておられました。
- 寄り添って練習に付き合ってくれる
- その人のクセなどに合わせてレッスンをしてくれる
- 1つ先のテーマを出してくれる
などなど、トレーナーへの感謝を述べられていました。
そんなライザップゴルフですが、一番驚いたのが「30日以内なら全額返金」という制度を取っているところです。
何か商品を売りつけているのなら返金制度も理解はできます(返品されても他の人に使い回すことができる)。
でも「結果にコミット」するわけですから、もし顧客から返金を求められたらそれまでの人件費は全てパーになってしまう訳で、それだけレッスンの内容に自信を持っているのでしょう。
これまで様々な方のスコアにコミットしてきたライザップゴルフ。
これからも芸能人の起用でますます盛り上がってくることでしょう。