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社会人になったらゴルフを始めるべき5つの理由/ビジネスだけでなく人生に役立つそのメリットとは

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「社会人になったらゴルフを始めたほうがいいの?」

という質問を良く受けますが、私は必ず「始めるべきです」と答えています。

 

ゴルフは戦略性に富むスポーツとして沢山のユーザーに嗜まれていますが、私が質問者にオススメするのはそういった側面ではない「ゴルフが人生に役立つ理由」があるからです。

この記事は、自分自身がゴルフを通して人生が豊かになった経験をもとに執筆しました。

 

これからゴルフを始めようか迷っている方、以前はやっていたけど辞めてしまった方は是非一度読んでみてください。

 

ゴルフをやらない理由トップ3

 

以前ゴルフをしない(辞めた)方に対してクラウドソーシングでアンケートを取ったことがありました。

100名ほどの回答数であったため、もう少し分母を大きくすれば順位が変わるかもしれませんがおおむね以下の通りだと思います。

 

第1位

お金がかかるから

第2位

手軽にプレーできない

第3位

一緒に行く人がいない

 

しかし、最近ではこの「ゴルフをやらない理由」トップ3に関しても、ゴルフ場の様々なアイデアによって変化の兆しが見えてきました。

 

①ゴルフにはお金がかかるってホント?

まず第1位の「お金がかかる」という理由ですが、近年はゴルフ界もデフレ・デフレで、ひと昔前なら平日15,000円、土日なら30,000円クラスのコースが軒並み半額以下になっています。

中にはランチ付きで4,000円以下のコースもあるくらいで、仕事帰りに行く飲み代の方が高くつくこともあります。

また、道具は初めて購入するときならハーフセット10,000円クラスで十分、ボールは一個20円くらいからあり、シューズやグローブを用意すればクラブなど2~3年以上買い替えの必要はありません。

 

②仕事前に手軽にプレーできるプランもある

ゴルフプランの中には季節限定ですが「アーリーバード」という早朝からスタートのプランがあります。

日の出とともにスタートするので、一番早いスタート時間は4時台からあります。

18ホール回るプランもありますが、ハーフ(9ホール)プランもあるので、「仕事前にハーフラウンド」回るという楽しみ方もできる上、料金は場所によって2,000円台などのゴルフ場もあります。

 

③最近流行りの「お一人様」プランもある

「ゴルフは4人(または3人)でやるもの」と決めつけてしまっている人もいるかと思いますが、基本的には2人から(追加料金を取られる場合がある)です。

最近は焼肉やビアガーデンなど「お一人様」を狙った店舗が流行りだしていますが、ゴルフでも「お一人様」プランがあります。

ゴルフの場合、1組の最大人数は4人ですが、「お一人様」で予約した方同士や3人組プラスお一人様などゴルフ場が組み合わせをしてくれます。

 

ゴルフを始めるべき5つの理由

 

ゴルフの楽しさは多岐に渡り、その楽しみ方は人によってそれぞれ違います。

もちろん楽しさも重要な要素ですが、ここでは「ゴルフを始めることによって得られる5つのメリット」を紹介していきます。

 

◆いつからでも始められる

「ゴルフはすぐにうまくはならないが、いつはじめても遅すぎることはない」

という名言があります。

ゴルフの最大のメリットは年齢がいくつであろうと、始めるタイミングの制限がなくゼロ歳児からはじめられ、生涯楽しめるスポーツです。

 

ゴルフの腕前に関わらず運の要素が大きく関わってくるコンペ形式の大会で楽しむことも出来ます。

 

◆日々のストレスを癒してくれる

はじめてゴルフ場に出かけると、あなたはきっと日常では感じることのない早朝の清々しい空気を味わうことができるでしょう。

初夏から秋にかけて、朝一番のゴルフコースは少し靄がかかった幻想的な光景を見せてくれます。

新鮮極まりないフレッシュエアー、周囲の樹々からはマイナスイオンやフィトンチッドがたっぷりと放出されています。

 

PCの画面ばかり見ているデスクワークの方は、意識して遠くの緑を眺めると目の疲れもとれます。

日頃上司から課せられているキツいノルマも、ゴルフ場には一切ありません。

 

◆ゴルフはコミュニケーションツールである

ゴルフの良い点は、一人で申し込んでもプレーヤー同士の組み合わせをしてくれますから、初対面の方とご一緒して楽しむことができます。

約半日プレーすると会話の糸口がつかめ、ゴルフを通じて大人のコミュニケーションツールとなります。

ゴルフを一緒に楽しむということで仕事に通じる人脈ができたり、逆に仕事とは違ったニュートラルな関係が生まれます。

 

今はだいぶ減りましたが、以前は”接待ゴルフ”というビジネスのツールがありました。

ほかの接待と異なり、ゴルフというスポーツは連帯感や親近感が湧き、人間同士の距離感がグッと縮まる効果があります。

ゴルフを趣味にするもの同志はそもそも性格の一致があって、見た目以上に固い”仲間意識”が自然に芽生えます。

 

接待ゴルフは経験がない方にとってはあまり良いイメージではないかもしれません。

しかしビジネスマンがゴルフを利用するのは、実益以上の交流がなされているからです。

このゴルフを通じた人脈は意外な発展をすることが多く、太くて深い人間関係が作れるというのも大きなメリットです。

 

◆健康維持に役立つ

1日の平均歩数は男性が7200歩、女性で6200歩ほどです。

歩幅が70cmとすると男性で約5km、女性で4.3kmほどになります。

しかしこれはあくまで「平均」であって、デスクワークの多いサラリーマンなどはこの半分程度なのではないでしょうか。

 

ゴルフは1ラウンドすると徒歩なら5~6kmは確実に歩きますし、カートに乗るケースを少なくすれば10km近くは歩きます。

人が健康を維持するのに必要な1日の歩数はおよそ1万歩と言われており、距離に換算すると7km程度です。

 

ゴルフという趣味を持つことで確実に必要な歩数を確保することができ、運動しながらのウォーキングと考えれば、疲れはするものの年齢を重ねてからの足腰には貴重な健康維持になります。

 

◆ゴルフを趣味にすることで正直になれる

今回一番言いたかったのがこのことです。

 

人間の習慣の大半は教育がもとになる傾向があります。

一般的に大学を出るとそこで学校教育は終わり、現実の垢にまみれた社会人生活が待っています。

そこで初めて校舎の中では学べなかったことに直面し、”正直”ばかりが通じない俗世間、男女にかかわらず”清濁併せ呑む”ことに慣れてきて、時間とともに薄汚れていく自分を自覚する日々は必ず来ます。

 

そんな時に出会ったゴルフはとても新鮮に感じます。

なぜならゴルフは「自分自身がジャッジするスポーツ」だからです。

いくらでもウソがつけますよ、誤魔化しはあなたの思うがままですという環境がそこにはあり、つい弱い自分が顔を出しそうになるため、逆に厳しい環境だともいえます。

 

ゴルフを趣味にすることで、忘れかけた「善行と正直な生き方」を再認識できます。

俗世間と真逆なゴルフの世界では腕前が上がること以前に、人間形成に役立つことは間違いありません。

 

まとめ

 

『ゴルフほどプレイヤーの性質が表れるものはない。しかもゴルフでは、それが最善と最悪の形で表れるのだ』

バーナード・ダーウィン

 

上の言葉にあるように、ゴルフを始めると同伴者の本質が見えてきます(もちろん相手にも)。

とんでもないミスショットをしたときの立ち振る舞いや、ルール上はNGだけど誰にも見られていない(と思ってる)時の対処しかり。

 

一度、あまり信頼できない上司とゴルフに行ってみると、なぜその人が信頼できなかったのか目の当たりにするでしょう。

反対にゴルフ場で素敵な振る舞いをされる方は、仕事やプライベートでも魅力的です。

 

この記事を読んで「ゴルフ、始めてみようかな」と少しでも感じていただけたなら幸いです。

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