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ギャップウェッジとは/種類と選び方の注意点・おすすめGW【2018最新モデル】

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今回はギャップウェッジの解説です。

ゴルフクラブの進歩は著しく、たった1年の経過で性能がかなり向上したスグレモノが市場に出てきます。特にアプローチ系のクラブはフルショットが少なく、繊細なタッチとありとあらゆる状況に対応していかなければなりません。

それだけに、自分にピッタリの愛用品との出会いさえ実現すれば、極端な話10年以上、いやいや生涯手放せなくなることになります。

 

ギャップウェッジを使う方は初心者から上級者まで、さらにはプロゴルファーまでキャディバッグに入れるのが普通になりました。

そもそもギャップウェッジってナニ?

正しい選び方や知識、おすすめの最新ギャップウェッジの紹介をしていきます。

 

ゴルフで難しいのは加減するショット

 

ゴルフ初心者の方ほどドライバーなど飛距離にばかりこだわる傾向にあります。

そういえば打ちっぱなし練習場で使うクラブは、圧倒的多数がドライバーに偏っています。なんだかほかの打席の方への対抗意識が湧くのではないかと思ってしまいます。

それは半分冗談ですが、表現を変えるとウェッジよりドライバーのほうがやさしいクラブだとも言えるんですね。

つまりドライバーは80~90%のフルスイングですからね、ある意味楽なんです。

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もちろんウェッジ系のクラブもフルスイングしないわけではありませんが、それより100ヤード以内を小刻みに狙います。

細かくいえば3~5ヤード刻みに打ち分けるのですから、その距離感は簡単ではありません。

ゴルフは思いっきりひっぱたくスイングより、”加減するショット”のほうがいっぺんに難易度が上がります。

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ターゲットを自信を持って狙えるようになれば、簡単に100切りは達成できます。

 

ギャップウェッジとは?

ところでみなさんは、バッグに何本のウェッジを入れていますか?

まだゴルフを始めて間もない方は、ルールで許されている14本を選ぶのに、身近な先輩やゴルフショップの店員さんのアドバイスを受けて決めたのではないでしょうか。

まだ自分で選べるほどの知識と経験がなかったからです。そのため、ウェッジはPW(ピッチングウェッジ)とSW(サンドウェッジ)の2本という組み合わせが意外に多いものです。

 

しかし最近ではアプローチショットの重要性は上がり、PWとSWの中間であるウェッジ、つまりギャップウェッジが注目されています。

ギャップウェッジと呼ばれるものはAW(アプローチウェッジ)やPS(ピッチングサンド)などメーカーによって名称が異なる場合があります。

 

ピッチングウェッジが変化したために生まれたのがGW

したがって、ギャップウェッジを一言でまとめると、

「短い距離をもっと簡単に打ち分けられるように設計されたクラブ」

ということになりますが、なぜこのような必要があったんでしょう?

 

これには近年のクラブのストロング化が背景にあります。ストロング化とはロフトを立てる一種の流行化です。

ひと昔前のPWは、大体ロフト角48度くらいでした。しかし近年は44~45度がスタンダードになってきたため、サンドウェッジの標準の56度と大きな隔たりが生じました。

ロフト角に差がつけばつくほど飛距離にも影響が出てきます。そのためフルショットが難しいアプローチで、8~9度もロフト差があったらそこそこ技術レベルが高くないゴルファーだと繊細なタッチが出せません。

 

これがビトウィーンのクラブが求められた大きな要因です。

 

ギャップウェッジの種類と選び方

ゴルフではクラブの本数こそ決まりがありますが、セット内容についてのルールはありません。それに、先ほどからご紹介しているPWとかSWについてもロフトの決まりもないのです。

そのため、あるメーカーではPWをギャップウェッジ(GW)と呼んだり、PWとSWの半分のロフトのものをGWとかAW(アプローチウェッジ)などと呼称しています。

ちょっとややこしいですね。最近はロフト60度を超えるロブウェッジ(LW)なるものも登場していますよ。

 

さて、ギャップウェッジを選ぶとき、必ず必要なのがあなたのPWのロフト角です。今使っているPWのロフトがわかれば、ギャップを埋めるウェッジの理想がハッキリします。

例えばあなたのPWのロフトが44度でフルショットすると120ヤード飛ばせるとしましょう。SWが56度で同様に60ヤードだとすると、ロフトの差が12度で飛距離の差は60ヤードです。

そこで単純計算すると、あなたのウェッジ系クラブはロフトが1度違うと”5ヤードの差”が出るということがわかります。

 

あなたが仮に70ヤードの距離が苦手なら54度、90ヤードをコントロールしたいなら50度がピッタリだという目安がわかります。

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おすすめのギャップウェッジ

ギャップウェッジの重要性と選び方について解説をしてきましたが、ここからは市場に出ているギャップウェッジの中から2018年の最新モデルに絞っておすすめのBEST3を紹介していきます。

 

フォーティーン・ FH Forged V1 ウェッジ TS-114w

 

まずはウェッジといえばフォーティーン、フォーティーンといえばウェッジとなります。今回ご案内するモデルは、2018年2月10日発売のものです。

ヘッド素材は軟鉄(S25C)で鏡面ミーリングフェース、ヘッド製法は鍛造(フォージド)ですね。

 

ゴルフを始めた方の圧倒的多数がスチール製で鍛造クラブです。振ってみれば分かりますが、感覚的に慣れ親しんだ感触が手に伝わってきます。

TS-114wはロフト41~60度まで揃っており、ライ角もそれぞれ62.5~64度まであります。

 

GLIDE 2.0 SS ステルスウェッジ

 

クラブ作りの名門、PINGから2018年3月8日に新発売となるのがこちらのGLIDE 2.0 SS ステルスウェッジ PING FUBUKIです。

見た目からして精悍で迫力がありますね。ヘッドの色がマットブラックなのは構えたときのフェースの反射の抑制効果があります。

 

ヘッドは8620カーボンスチールですが、ヘッドボディは鋳造で鍛造フェースをインサートするというちょっと手をかけたモデルです。

カーボンスチールは打感が良いですからね、感触は抜群です。

 

GLIGEは「滑走する(滑る)」という意味があり、ソールの滑りやすさを前面に打ち出していますね。

今回の新製品も好評のソール部にシャープな溝の切り込みが入って、新機能を追加しているそうです。

 

キャロウエイ・ウェッジ マックダディ 4 BLK

 

キャロウェイからはこちらのマックダディ 4 BLK ダイナミックゴールド S200のご案内です。ドスンとくる軟鉄・鋳造ヘッドで、仕上げはマットブラックで迫力があります。

軟鉄鋳造でスピン性能に重点を置いています。

 

クラブフェースにはほぼ必ず横溝が彫られていますが、これをスコアラインと呼びます。キャロウェイはこのモデルから新しい技術「Newマイクロフィーチャー(CNCミルド)」を施しています。

 

旧モデルではスコアラインの間に細かい溝の削りを入れて作っていましたが逆転の発想でしょうか、新モデルからその溝を掘るのではなく凸型に残すことで凸部がボールに食いつく形となり、驚きのスピンコントロールを実現しました。

キュキュッとバックスピンをかけたいと考えている方にはうってつけですね。

 

ギャップウェッジのまとめ

ギャップウェッジは正確な距離感が命です。

ふわっと上げて真上から落とすことが一般的で、そのためには打った時の手の感触は非常に大事です。

 

ほかに選び方の注意点として、ヘッド素材に何が使われているかも気にかけてみると良いでしょう。

  • ステンレス製:硬度があり錆びにくい
  • スチール製:打感がよく距離感を出しやすい

それぞれ良し悪しがありますので、試打などで両方を試してみるのも良いですね。

 

また、ヘッドの大きさもチェックすべきで、初心者はフェースの大き目のもののほうが安心感もあり無難です。

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