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飛距離が出るパワーフェードの打ち方を公開!練習場で実践できる5つの方法

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距離が稼げるパワーフェードの打ち方

 

ドローボールが打てるようになったら次に目指したいのがタイトルにもある「パワーフェード」

でもフェードボール自体の意味はわかっていても「パワーフェード」となると、なんとなくわかるんだけれど~という感じにはなりませんか?

 

ドローボールはボールの回転数を抑えることによりランを稼ぐことができ、トータルでの飛距離を伸ばすことができるショットです。

その反対のフェードボールは回転数が多いため、ランが出にくいという特徴があります。

 

それなのに「パワー」とは一体何なのか?

今回はパワーフェードに関する知識と、その打ち方を簡単に会得できる解説をしていきます。

ドローボールの打ち方とコツについてはこちらをご参照ください。

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パワーフェードを操る打ち方とフックのデメリット

 

いきなり余談から入ります。

 

ドローというより強烈なフックボールが持ち球で、アメリカのツアーで人気者になった日本人プロがいます。

その名は田中秀道プロゴルファー、身長166cmと本当に小柄です。

 

全英オープンでイギリス入国検査のとき税関職員が聞きました。

「入国目的は何ですか?」

田中プロは素直に「ジ・オープンに出場するんです」と答えました。

その職員は彼の体格を見て大笑い、たぶんギャラリーなんだろうと思ったことでしょう。

 

しかし、数日後にテレビの中継を見てビックリ!

このあいだ空港で検問した小柄なジャパニーズがプレーしているので、おもわず腰を抜かしたそうです。

 

その田中プロはアメリカツアーで7年、50ヤードも曲がるフックで300ヤード以上も飛ばし地元の新聞に載ったこともありました。

 

しかしフックボールを打ち続けることによるリスクもありました。

体全体をボロボロになるほど痛めて2007年に帰国、イップスも重なって日本ツアーでも最下位周辺をさまよう日々が続きました。

結局はフック打ちの代償だったとご本人も述懐しています。

 

やはりそういった現実を見て、フックボールの体への負担とフェードボールの安定性が比較されることはよくあります。

必ずしもフックやドローが悪いというのではありませんが、確かにそういう側面があることはあるでしょう。

そこでここからはパワーフェードとは何か、打ち方はどうすればいいのかを解説します。

 

フェードボールとはなに?

 

まずは通常のフェードボールについて説明していきます。

フェードボールとはストレートに打ち出され、放物線の頂点に至る少し手前で右にグッと曲がりながら落ちていく球筋です。

似たような球筋のスライスボールは最初から曲がり、曲がり幅も大きくなります。

スライスボールの直し方はこちら

 

ドローはフェードの真逆の意味と解釈していただいて大丈夫です。

 

英語のFadeは薄れる、しぼむ、しおれるなどとあまり元気のない意味ですが、あまりこだわる必要もありません。

ドローボールに比べフェードの方がターゲットを狙いやすく、特に日本のゴルフコースは右サイドが広いレイアウトが多いので、習得することで大きな武器となります。

 

フェードボールのメリットは?

 

今もチラッと出ましたが、フェードボールのメリットは様々あり、目立つところでは以下の4つです。

 

①ボールコントロールがしやすい

フェードボールを打つにはパワーをあまり必要としないので、コントロールがしやすくなります。

そのためフェアウェイキープ率も自ずと上がり、OBや池などのハザードを避けるのが楽になります。

 

②ボールの弾道のイメージがしやすい

フェードボールは曲げ幅も簡単にコントロールできるので、ボールの弾道を比較的イメージしやすくなります。

また、前述の通りパワーを必要としないので、振りそのものでリキむことも少なくなります。

 

③風対策ができる

ドローボールと打ち分けられることができれば、強風の日でもぶつけたり逆に乗せたりと、風による影響をうまく利用することができるようになります。

また、ストレートボールだけしか打てなかった時と比較すると、インパクト時の感覚が養われ、より安定したスイングを手に入れることができます。

 

④ランが出ないことを利用できる

ドローボールと違ってランが伸びなくなりますが、反対にそれを利用して飛距離を読みやすくなるというメリットがあります。

ドローボールの場合、着弾地点が下り坂だとランがかなり伸び「そのまま池まで転がってしまう」なんてこともあるので、フェードボールを覚えることでコースマネージメントの幅が一気に広がります。

 

パワーフェードの打ち方と練習法

パワーフェードの打ち方と練習法

 

今やパワーフェードは世界トッププロがこぞって活用しています。

世界的にも有名な飛ばし屋バッバ・ワトソンしかり、一時世界ランキングトップにもなったローリー・マキロイもパワーフェードの使い手です。

 

フェードボールは飛ばないからなぁ・・・、というのはもう過去の話になりました。

パワーフェードの安定性と操作性の優秀性、なおかつ飛距離も出るというのであれば、注目しないわけにはいきません。

それではパワーフェードの打ち方について説明していきます。

 

基本的なパワーフェードの打ち方

パワーフェードの打ち方は主に5つのポイントがあります。

それぞれ大事なポイントですから、ぜひゆっくり読んでください。

 

①弾道のイメージをする

まずは狙う方向です。

右利きならボールの打ち出しは左サイドで、頂点に達してから右スピンがかかりフェアウェイ中央に落ちる弾道のイメージをします。

スタンスは着弾地点に合わせた後、ボール1〜2個分打ち出し方向にずらします。

ややオープンスタンスにすることで、いつもより気持ちアウトサイドからクラブが出やすくするようにするためです。

 

②ボールの位置

ボールの位置はいつもよりボール1〜2個分飛球方向にずらします。

ドローボールはインサイドからインパクトに向かっていきますが、打つ時は真っ直ぐ入りややインサイドに抜けていくのがパワーフェードの正しいスイング軌道です。

ボールを少しずらすことによって、クラブが真っ直ぐ入りやすくなります。

 

③グリップの位置

グリップは体から少し離して、いつもよりハンドダウン(グリップを下げる)させます。

こうするとトウが浮き、ヘッドの返しがすこし抑えられます。

 

④バックスイング

バックスイングはまっすぐか少しインサイドにヘッドを引きます。

②で説明した通り、クラブヘッドが真っ直ぐインパクトに向かうことが重要です。

「曲げてやろう」という意識が強すぎるとアウトサイドインのスイング軌道になり「カット打ち」で大きなスライス回転になってしまいます。

 

⑤フェースターン

インパクト後はインサイドに強く回転させてあまりフェースターンさせないようにフォロースルーをとります。

このように、真っすぐ入ってインに抜けると、ボールにナチュラルな横回転がかかります。

 

パワーフェードは藤田寛之プロの打ち方を参考に

 

先ほど田中プロの話題を出しましたが、同じく体格にあまり恵まれていないにもかかわらず第一線で活躍している藤田寛之プロのスイングは、パワーフェード習得にもってこいの教材です。

 

 

彼は元々ドローヒッターでしたが、苦労しつつもパワーフェードに移行しました。

ドローからフェードに変えるために、

  • 前かがみにならないように上体を立たせる
  • スイングを変えないために体の高さを抑える

などの工夫をしています。

そうすることで腰が地面と限りなく平行に回転できるようになり、軸(背骨)が縦に安定するからです。

 

藤田プロのスイングは、どっしりとした下半身とブレない軸が動画でわかると思います。

このスイングを習得することで、それまでの悪いクセだったインサイドから外に煽る打ち方が消え、オープンスタンスで打てるようになっていつの間にかドローがフェードに変わったと語っています。

 

このスイングは「腰が地面と平行になるイメージがポイント」だそうです。

 

さらに藤田プロは次のような言葉も語っています。

フェードボールは単純にカット打ちすればよいというものではありません。

アウトサイドインに振ればと、いってもそれではスライスになるだけです。

ボールをつかまえないとパワーフェードにならないので、クラブが真っすぐかインサイド目に入ってきて、早めに体を回転させてフェースターンを抑える打ち方でないと上手くいきません

 

「ビハインド・ザ・ボール」という言葉があります。

どのような打ち方でもアドレスからインパクトまで、体がボールより前に出ないことが大事だということですね。

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