「ゴルフに挑戦してみたいけどお金がかかるから迷うなぁ」という方は非常に多いですね。
でもちょっと待って!
いきなり高額の道具を買わなくても、工夫をすれば3万円台で道具も揃えて練習もしっかりして初ラウンドに挑戦することは可能です。
今回は全くゴルフのボールにもクラブにも触れたことのない方が、ゴルフを始めようとしてから初ラウンドするまでのスタートガイドです。
あなたはゴルフに対する古い固定観念を持っていませんか?
- たった一日のプレーで最低2~3万円はかかるそうだ?
- 道具を揃えるだけでも何十万だってね?
- ゴルフルールでクラブは14本ないとプレーできないらしい?
- ゴルフ場には高価なファッションが必須?
- ゴルフの会員権がないとプレーしたくても入れてもらえない?
バブルの頃に人気絶頂となったゴルフですが、そのときの情報が今でも氾濫していて、上記のように思われている方もまだまだいらっしゃいます。
これ、全部勘違いです。
今回は経験ゼロの方が道具もゴルフ用品もバッチリ揃え、2ヶ月間しっかり練習してから初ラウンドデビューするまでに掛かった総経費が3万円台でできたという、実話を基にしたお話です。
さらに、これから紹介するお話は「スコアアップの上でも上達の近道」となる手法を取り入れています。
ゴルフはやってみたいけど何から着手したらいいか分からない。
周りにゴルフに詳しい友達もいないから、ゴルフコースに行くための準備はどうする?
そんなお悩みの方も、今回の記事を読んでいただき「よし!明日からゴルフを始めてみよう!」と思っていただけたら幸いです。
ゴルフで初ラウンドまでかかるお金はどのくらい?
ゴルフは「お金持ちのスポーツ」という概念ができてからすでに30年が経過しています。
その間、日本はバブルが弾けたことによるリバウンド、いわゆる「空白の20年(または30年)」というデフレ時代に突入しました。
モノの価値が下落していくデフレは様々な価格競争を巻き起こし、100円マックや1杯200円台の牛丼などが登場しました。
その陰で、実はゴルフ業界にも大きなデフレの波に飲まれ、一時は1プレ-3万円も超える料金設定だったゴルフ代金も、いまや3000円台のゴルフ場もあるくらいです。
また、最近ではインターネットの普及で「中古品の個人売買」なども活発になってきて、比較的高価なゴルフ道具も格安で揃えられる時代になってきました。
それでは実際に「これからゴルフを始めようと考えている人が初ラウンドするまでに最低限必要である経費」を一覧にしてまとめてみます。
- ゴルフクラブ
- キャディバッグ
- ゴルフボール
- グローブ(手袋)
- ゴルフウエア
- ゴルフ練習代金
- プレー代金
必要最低限の項目のみ並べてみましたが、未経験者の方だとそれぞれがいくらぐらいかかるのか見当もつきませんよね。
そこで実際の例を題材にして、項目毎に詳しく解説をしていきます。
初心者ゴルフ、はじめの一歩
丸山さん(仮名)は社会人1年生です。
ゴルフは父親が毎週末テレビ中継を観ていた影響で、なんとなくルールが分かります。
そして父からは「社会人になったらゴルフくらいは嗜んでおかないと」と、事あるごとに言われてきました。
いざ会社に就職してみると課長を始め多くの上司がゴルフを趣味にしていて、月曜日にはいつもスコアの話ばかりしています。
また年に2度ほど会社のコンペも開催されていたり、部長クラスになると取引先との接待ゴルフもあるそうです。
丸山さんも「周りがゴルフ談義を楽しんでる輪に入りたいな、昇進したら必要になるだろうしな」なんて考え始め、もともと体を動かすこと自体好きだったので、ある日一念発起、意を決して町のゴルフショップへ行きました。
ところが最初の関門がありました。
ショップにはたくさんの種類があって、一体何を買ったらいいのかわからない!
しかもクラブセットで20万円なんて値札を見たもんだから、ビックリしてその日は帰路につきました。
最初は中古の最安値クラブで十分
ゴルフ未経験の方がいきなりゴルフショップに行くのはあまりお勧めしません。
ショップ店員さんが手取り足取り教えてくれますが、向こうも商売ですから予算に合わせたコーディネートをするのは難しいでしょう。
で、結局中級者になってから十分なクラブやその他道具まで買うことになってしまい、「やっぱりゴルフはお金がかかるなぁ」となってしまいます。
そうならないように、ゴルフ未経験でこれから始めようとしている方が「格安でゴルフグッズを買う方法」と「必要最低限のコーディネート」について解説していきます。
ゴルフクラブは14本も必要ありません
初心者にとってフルセット(14本)は必要なく、むしろ上達の妨げになります。
これから始めようという方はクラブは6本もあれば十分です。
さらにその中の3本(プラスパター)を練習した方が上達のスピードは圧倒的に早くなります。
-
初心者が必要なクラブは3本だけ!この練習が上達への近道だった
ゴルフは楽しく真剣に! ゴルフほど奥深く、そして生涯続けられるゲームはそうざらにはありません。 今回はこれからゴルフを始めようかな、あるいはすでに何回かラウンドした経験をお持ちの方向けに、練習その ...
まだ1本さえ使いこなせない段階で14本はむしろ無駄です。
中級者と呼ばれるゴルフスコア100切りを達成するプレーヤーでさえ、クラブを10本以上を使いこなせる人の方が少ないということを覚えておきましょう。
自分のレベルが上がってたかな?と感じたら本数を増やしていけば良いのです。
あまりに古いモデルは要注意
「安ければ安い方が良い」と思うのは当然ですが、あまりに古いモデルだと注意が必要です。
クラブの進化は目まぐるしく、特に2002〜2003年前後で圧倒的にギアの性能が変わってきています。
プロゴルファーを例に出すのは少し内容とズレてきてしまうかもしれませんが、昔はドライバーで平均300ヤード以上を飛ばすプレーヤーは少数派であったのが、今では300ヤードを飛ばさないと勝負にならないという世界に突入しています。
これからゴルフを始める方は「最近10年くらいの範囲」を参考にクラブ選びをすれば問題はないでしょう。
オークションサイトなどで「フルセット3000円」なんて激安クラブもありますが、そのクラブが何年モデルなのか確認をするようにしましょう。
クラブ選びには「シャフトの長さや硬さ・グリップ・ライ角」など様々な項目がありますが、最初のうちは気にする必要はありません。
世界のレジェンドも、はじめは壊れたクラブ1本から
熱心なゴルフファンなら誰もが知っている、スペインのセベ・バレステロスという方がいます。
家庭(酪農業)は貧しく、キャディをしていた兄がシャフトの折れた3番アイアンを拾ってきて、当時7歳のセベに与えました。
セベはシャフトを木の枝に取り換え、近くの砂浜で毎日小石を打って遊んだそうです。
たった一個もらったボールは擦り切れ、中のゴムが飛び出すまで打ち続けました。
彼はそんな幼少期にゴルフの基礎を自然に身につけたのです。
そんなエピソードを知れば、はじめから高価なクラブを14本揃えなくても、いくらでもうまくなることがご理解いただけるかもしれませんね。
最初に必要なクラブを6本揃えるといくらになるのか
それでは中古クラブを揃えるのに必要な価格を調査してみます。
調査段階での価格なので少し前後している場合がありますのでご注意ください。
①ドライバー
テーラーメイドのr7は発売から10年ほど経過していますが、いまだ現役で使用している方も多いドライバーです。
中古ですので傷が付いていますが、3,980円という破格な料金です。
②フェアウェイウッド
アダムスゴルフのIDEA a3というフェアウェイウッドです。
初心者のうちはフェアウェイウッドが一番打ちやすいクラブということが多く、軽く振っても芯に当たれば150ヤード以上飛んでいくのでバッグに1本入れておきたいクラブです。
中古価格で3,000円でした。
③7番アイアン
プロギア【iD nabla】の7番アイアンです。
カーボンシャフトなので初心者向きのクラブで、価格は3,780円です。
アイアンはセット売りされていることが多いですが、同様の価格帯(例えば5000円以内)で売られているもののほとんどは評価が低い、またはかなり古いモデルのものばかりです。
④ピッチングウェッジ(PW)
軟鉄鍛造で有名な共栄ゴルフのピッチングウェッジです。
ピッチングウェッジは主にアプローチで使うクラブですが、最初のウチはパスしても大丈夫です。
価格は1,700円です。
⑤サンドウェッジ(SW)
プロギアのデータ801サンドウェッジです。
先ほど紹介したピッチングウェッジが使いにくければ、ウェッジ系はサンド1本しか入れなくても問題ありません。
価格は1,620円でした。
⑥パター
パターで一番有名なブランドと言ってもいいオデッセイの【DFX 1100】パターです。
ピンタイプのマレット型パターは初心者向きです(1,800円)。
-
【初心者が絶対失敗しないパター選び】ヘッドタイプやシャフト・グリップの選び方でスコアが段違いに!
ゴルフを始めたときは一番簡単だと思っていた「パッティング」 でもコースに出たりして、少しずつ自分の思い通りに打てるようになってくると気付くパターの難しさ。 せっかく3打でグリーンオンしたのに残り5 ...
中古クラブのまとめ
以上、中古クラブ6本でトータル15,880円でした。
文中にも記載しましたが、予算をもう少し絞りたければピッチングウェッジは抜いても構いません。
そうなると5本で14,180円です。
この5本だけでも使いこなせれば十分にスコアアップが図れます。
次はなぜこの5本(または6本)なのか、わかりやすい解説をします。
ティーショットはユーティリティやフェアウェイウッドでもOK
ゴルフには必ずしもドライバーが必要なわけではありませんが、今回はセットに入れました。
ほぼ100%の方が持ってるいるドライバーがバッグに入っていないのはちょっと違和感がありますしね。
でも「必ずしもドライバーでティーショットをする必要はない」ということは覚えておいてください。
ティーショットはなるべく距離を稼いでおきたいからドライバーを使うわけですが、クラブの中で一番長尺なドライバーはそれだけでかなり難しいショットになります。
加えてボールを高くティアップして打つので、全くゴルフを知らないときは非常に違和感があります。
その点ではティーを低くして打てるユーティリティやフェアウェイウッドから入ったほうが自然だという考え方もあります。
ドライバー以外のボールは、芝生の上に直かにおいてあるボールを打つのですから、「ボールを打つ」ことに関しては、このほうがスッと入れるかもしれません。
最初にかかるスライス病はドライバーよりユーティリティやフェアウェイウッドのほうが簡単に修正できるので、すぐに150~180ヤード飛ばせるクラブを優先するというのもひとつの対策です。
グリーンに近くなってから必要なクラブ
7番アイアンも当たるようになれば130~150ヤードは飛ぶクラブで、300ヤードあってもうまく打てれば2打~3打で届きます。
7番アイアンはすべての基本となり、おそらく最初のうちは一番使用するクラブとなるでしょう。
そしてグリーンが近くなってきたら使うクラブが「ウェッジ」と呼ばれ、ピッチングウェッジやサンドウェッジなどがそれにあたります。
最初のうちはフワッと上げるロブショットを打つことは難しいので、転がす打ち方「ランニング・アプローチ」を覚えると良いです。
-
【初心者おすすめ】寄せが簡単になるランニングアプローチのコツと距離感の出し方
「寄せワン」という耳障りの良いゴルフ用語があります。 残り30ヤードからピタッとピンに近づけて、涼しい顔してワンパットなんて気持ちがいいに決まっています。 その寄せワン率がダントツに高いのが「 ...
ここまでをまとめると、
- ティショットはドライバーじゃなくても良い
- セカンドショットからグリーンに近づくまでは7番アイアン
- 残りが短くなってきたらウェッジ系のクラブを使う
ということになります。
ゴルフを始めたばかりの頃は、6番アイアンで打とうが9番アイアンで打とうがあんまり距離は変わりません。
それならばすべてのクラブの中間に当たる7番アイアンを徹底的に練習した方が上達のスピードは上がります。
またピッチングウェッジとサンドウェッジならば後者の方が打ちやすい構造となっていますので、ピッチングウェッジは抜いても構わないでしょう。
そのほかに用意すべき最低のゴルフ用品
クラブが決まれば、あとは比較的早く決まります。
必要なのは「キャディバッグ・グローブ・ボール」です。
こちらについても少し詳細を解説していきます。
キャディバッグについて
まずクラブを入れるキャディバッグについてです。
でも先ほどご案内したように、14本のフルセットを買ったわけではありませんのでキャディバッグは不要です。
たった6本(または5本)となるとキャディバッグではなく「クラブケース」で十分です。
クラブケースにも様々な商品がありますが、今後のことを考えて「セルフスタンド」を購入しておくことをお勧めします。
-
ゴルフ初心者の味方【セルフスタンド】の使い方と人気おすすめ4選
すっかり定番となったゴルフのセルフプレーですが、キャディさんがいない分ゴルフを始めた間もない方同士でラウンドすると困る「スロープレー」
そんな問題を解決出来る「セルフスタンド」とは一体どんなものなのか、使い方とオススメのセルフスタンドを紹介します。
これならプレー中乗用カートに掛けることも、練習場に出かける時も楽ちんです。
初心者のうちはクラブをカートに取りに行く往復が多く、時間の無駄になりスロープレーの原因を作ってしまいがちです。
セルフスタンドならそう言った心配もありませんので、同伴者の迷惑もかけなくて済みます。
最安値では2,990円というものがありました。
グローブ(手袋)
グローブをしないでスイングすると、すぐに手の皮がむけてしまいますので必ず装着するようにしましょう。
選び方のポイントは、まず右利きの方は左手に(左利きの方は右手に)装着することを覚えておいてください。
そして、少しキツすぎるくらいがちょうど良いです。
グローブは指の長さというよりも手の平の厚みで選ぶことが重要で、通常は手の平が厚めの方でも入るよう大きめに作られていることが多いので、「ちょうど良いかな?」と思うサイズより一つ下を選ぶと良いです。
調べたところ、432円というのが最安値でした。
ゴルフボール
ゴルフボールもクラブ同様、現代テクノロジーによって高性能なボールが発売されています。
ただ、これを実感できるのは「しっかりと打てた時」だけで、最初のうちはなかなか会心の一打を放つことはできませんので、なるべく最安値でボールを購入しておきましょう。
ロストボールという「ゴルフ場で紛失したボール」がまとめてネットで格安販売されています。
最安値だと1個6円から売っています。とりあえず20個ほど購入しておきましょう。
ゴルフシューズ
ゴルフ場は滑りやすい傾斜などもあり、またスイング時に足場が悪いと転んで怪我をしてしまうこともあります。
ですからゴルフシューズも購入しておきましょう。
高そうなイメージのあるゴルフシューズですが、実はかなり安いものもあります。
上記は1,980円で手に入れることができます。
デフレ様様ですね。
ゴルフウェア
ゴルフウェアに関してもゴルフ専用のものを使用するといったルールはありません。
普段着のチノパン、襟付きのポロシャツ、帽子があれば問題ありませんし、購入してもユニクロなどであればそれぞれ1,000円未満で手に入るものばかりです。
タオルにハンカチ程度と家にしまってあるもので十分、カッコつけたゴルフウェアなどいりません。
なお、ティー・ボールマーカー・グリーンフォークはスタート前にセットで用意してあり、すべて無料で使用できます。
距離計測器やレインウェア(雨傘・日傘は無料貸し出し)、ポーチだとかボールケース、ヘッドカバーなど一切用意する必要なしです。
ラウンド前に練習をしておこう
ゴルフをするのに必要最低限の道具はこれで整いました。
ここまでにかかった金額は以下の通り。
ゴルフ道具 | 金額 |
ドライバー | 3,980円 |
フェアウェイウッド | 3,000円 |
7番アイアン | 3,780円 |
サンドウェッジ | 1,620円 |
パター | 1,800円 |
セルフスタンド | 2,990円 |
グローブ | 432円 |
ゴルフボール | 120円 |
ゴルフシューズ | 1,980円 |
合計で19,702円となりました。
あとはゴルフ場で困らない程度のコントロールをつけるための練習代、そしてプレー代金です。
練習は「パター」と「それ以外」に分かれます。
概ねゴルフスコアの40%はパターでの打数、残り60%がそれ以外になる傾向が強く、練習もそれに応じた量にしておくことが重要です。
練習場に2ヶ月通って基礎を磨こう
まずは「その他」の練習について。
練習場は立地や設備などによって設定価格の違いがあるものの、打ち放題などのプランを使えば1,500円程度で十分に打ち込むことができます。
-
はじめてのゴルフ打ちっぱなし練習場、持ち物や料金・注意すべきことのまとめ
「これからゴルフを始めようと思ってるけど練習場に行ったことがない」方へ向けて、打ちっぱなしのゴルフ練習場とはどういうところなのか、料金や持ち物・注意すべきことは何があるのかまとめてみました。
まずは週に1回、1ヶ月を4週間とすれば合計8回通ってみましょう。
これで12,000円ほどの投資になります。
慣れてきてうまくビシッと当たるようになると、行きたくて仕方なくなるでしょうが、このペースはキッチリ守ったほうが早くうまくなります。
また打ち放題の時は「いっぱい打ったほうがお得」と考えてしまい、結局雑な練習になってしまいがちです。
常に1球ずつ何が良くて何が悪かったのか、自分なりに分析して次のショットは改善する、といった気持ちで練習をしましょう。
パッティングは練習した分だけ上達する
もうひとつの大事な練習は「パター」です。
グリーン設備のある練習場もありますが、パター練習は自宅でも十分まかなえます。
パターマットなどの練習器具を購入するのが一番良いですが、カーペットの上でも構いません。
パター練習をすると思っている以上に「まっすぐ打つことが難しい」ということに気づきます。
まずは1〜1.5m先に空き缶などを置いて、軽く当たる程度の強さでストロークする練習をしましょう。
-
パター上達5つの秘訣【距離感・順回転・視線・肩・芯で打つ】を覚えてショートパットを得意にする!
パター上達の秘訣は「距離感を掴む・順回転で転がす・視線を動かさない・肩以外動かさない・芯で打つ」の5つです。
ショートパットが得意になればゴルフスコア100を簡単に切ることができます。
パター練習を行うゴルファーは本当に少ないのですが非常に勿体無いですね。
前述したように「スコアの40%がパター」ということを念頭に置いて週に2、3回は練習をするようにしましょう。
何といってもお金がかからずスコアアップの決め手となるのですから、やらない手はありませんね。
コースデビューできるかどうか、実力の目安と心得は?
練習場で10回に3回くらい芯を捉えることができたらコースデビューの目安と考えて大丈夫です。
距離としての目安は、
- ドライバー:男性180ヤード、女性120ヤード
- 7番アイアン:男性120ヤード、女性80ヤード
以上を飛ばせればOKです。
初めてのラウンドはいくら打数があろうと、プレーが遅かろうと、最初は誰もが同じ道を通るので心配には及びません。
むしろたくさん叩くと次の時のリベンジが楽しみになります。
日本パブリックゴルフ協会の統計では、ゴルフ初心者のうち半数以上が130~150程度のスコアだということです。
コースデビューならまだ初心者まで行きませんから、150以内ならかなり良しです。
ゴルフコースにデビューするには
コースに出るためには事前に予約をする必要があります。
ゴルフ経験者の知り合いの方がいたら予約を取ってもらいましょう。
ゴルフ予約サイトはいくつかありますが、オススメは以下のサイトです。
どのサイトも基本的な使い方は同じで、プレー予定日と都道府県、価格などから検索をすることができます。
評価が高い・価格が安いなどの人気コースはすぐ埋まってしまうので、プレー日が決まったら早めに予約をしましょう。
ゴルフのプレー代はどのくらいなの?
ゴルフ場の料金は様々な理由から設定されています。
- アクセスは良好か
- ゴルフシーズンか
- プレーヤー評価が高いか
などなど。
やはり都心からアクセス良好なゴルフ場から価格は高く設定されていきますし、平日よりは休日の方がプレー代は高くなっていきます。
「距離はやや遠めだがICから近いゴルフ場」は意外と狙い目で、他のプレーヤーが敬遠しがちなのでチャンスです。
また「平日に休みを取る」ことでかなり安くプレーできます。
GDOの「HOT PRICE」がオススメ
先ほど紹介したゴルフ予約サイトのゴルフダイジェスト・オンラインですが、「HOT PRICE」という格安ゴルフチケットの販売も行っています。
事前予約による「空き枠」を確保する方式で、プレー人数による予約ではなく「購入金額が指定」されています。
例えば購入金額が2万円なら、2名でのプレーは1万円となりますが「4名なら5,000円」となるため、自分を含め4名を集めることができれば非常に安くプレーすることができます。
千葉県のゴルフ場で検索してみると、格安チケットがたくさん販売されていました。
その中でも比較的都内からのアクセスが良好で、かつ割引率の高いゴルフ場がこちら。
時期によって販売していないこともありますが、2017年9月現在では割引率66%で、一人当たりプレー代金は2,340円と格安です。
他にも多数の格安チケットが販売されていますので、いろいろと検索してみてください。
3万円台で道具を揃えてゴルフデビューするまでのまとめ
ここまでにかかった金額は
- ゴルフ道具:19,702円
- 練習場料金:12,000円
- プレー代金:2,340円
合計で34,042円となりました。
冒頭で「実話を基に〜」と記載しましたが、実際にほぼ同様の準備・金額で先日ゴルフデビューをした方がいらっしゃいました。
その記念すべき初ラウンドの結果は「前半58、後半63のスコア121」という好スコアでした!
ただ単純に節約をしただけでなく、中古でも十分に使用できるクラブを購入したことや2ヶ月間しっかりと練習に費やしたことがこの結果に繋がったのでしょう。
ぜひこれからゴルフを始めたいと思っている方がいらっしゃったら、丸山さん(仮名)を参考にしてゴルフデビューをしてみてくださいね。