- 会社の上司からゴルフを勧められている
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「でもどうやって始めたらいいんだろう?」
様々な理由でゴルフを始めようと思っている方が今一歩踏み出せないでいるのは「ゴルフクラブをどのようにして選べばいいのか分からない」という理由からではないでしょうか。
ゴルフクラブは1セット最大14本もありますし、価格もピンキリで安物買いの銭失いはしたくないし、かといって高いクラブを買って自分に合わなかったらどうしよう?という不安が募りますよね。
そこで今回は「初心者が失敗しないでゴルフクラブセットを選ぶ方法」を解説していきます。後半には「初心者におすすめのクラブセット」の紹介もあります。
ゴルフクラブセットとは
ゴルフには「あるがままにプレーをする」という基本概念があります。
今でこそバンカーや池などのハザード(罠)を人工的に作っていますが、元々木の杖のような棒で丸いものを転がすゲームでした。昔のことなので地面にはウサギの巣穴や生い茂った雑草など様々な障害があり、それらを含めてひとつの球戯として楽しまれていました。
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2000年にわたる壮大なゴルフの歴史と起源に迫る(前編)
ゴルフの起源はスコットランド?いえいえ諸説あり、中には中国が起源という説もあります。
今回は「ゴルフはどのようにして誕生したのか」、そしてどのようにして現在の競技へ進化して行ったのか、2000年の歴史を追ってみます。
やがて人々が夢中になって遊び始め、いつしか現行のルールの基となるものが出来上がりました。そして科学の進歩により「より遠くまで飛ぶボール」や「方向性が安定するクラブ」などの開発がなされ現在に至ります。
道具が進化していく中で、当然フィールドとなるゴルフ場も難易度が増していきます。
やがてゴルフルールに「ひとりのプレーヤーが使えるクラブは14本まで」という規定ができ、各々が規定の中で使いやすいクラブを選択しプレーをすることができるようになりました。
現在では、ゴルファーは目的・用途に合わせたクラブを最大14本(パター含む)をゴルフバッグに入れてプレーすることができます。
各クラブの役割・特性
ゴルフクラブは、与える「仕事」で分けるとざっと6種類になります。
- ドライバー
- フェアウェイウッド
- ユーティリティ(ハイブリッド)
- アイアン
- ウェッジ
- パター
それぞれ形状も違えば活躍するシーンも変わってきます。詳細は以下の通りです。
ドライバーの役割
ドライバーは主に飛距離を稼ぐのに使用するクラブで、たいていのホールでは一番最初に使用します。
それぞれのホールでの第1打はティショットといいますが、これは写真のようにボールをティに乗せて打つことができるからです。
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あなたはティアップの時、何を基準にその高さを決めていますか?
ティの高さは使用するクラブとスイングの癖によって決まってきます。また基本の高さが出来上がれば、そこからのアレンジで様々な種類のボールを打ち分けられるようになります。
地面に置くよりも摩擦が無くなり、また弾道も高くなるため、より飛距離を伸ばすことができます。
また、ドライバーは全てのクラブの中で一番長いため、大きな遠心力とシャフトのしなりによってボールに強い衝撃を与えることができます。
アマチュアゴルファーでも力のある方なら300yd(274.32m)も飛ばすプレーヤーもいます。
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フェアウェイウッドの役割
ゴルフ場には芝が綺麗に刈られているフェアウェイと芝が伸びているラフがあります。
フェアウェイウッドは正に「フェアウェイから打つのに適しているクラブ」です。
写真のようにドライバーと形状が似ていますが、ヘッドがやや小ぶりなこと・シャフトが少し短いことなどの違いがあります。
ちなみにドライバーのことを1番ウッドと呼び、一般的なフェアウェイウッドは3~7番ウッドなどと呼ばれます。
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ドライバーに比べソール(底辺)が滑りやすい構造になっているのも特徴のひとつで、地面から打つことを想定して作られています。
飛距離でいうとドライバーの次に飛びます。
アイアンの役割
アイアンは主に5~9番までの番手で呼び、数字が大きくなるにしたがって飛距離も下がっていきます。
「アイアン」というくらいですから鉄をイメージする方が多いと思いますが、最近はシャフトもカーボンを使うなど様々な種類が発売されています。
アイアンには狙った場所へボールを正確に運ぶための工夫がなされています。たとえばボールにバックスピンをかけることによって高く舞い上がらせたり、落下地点からあまり転がることのないショットを打つことができます。
また、ウッドのようにヘッドに丸みが無いため、深いラフからのショット時に芝の抵抗を受けにくくなるというメリットもあります。
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ユーティリティの役割
ユーティリティには「実用的な・広い用途」などの意味がありますが、このクラブはまさにその通りで「アイアンとウッドの良いとこ取りをしたクラブ」といえます。
実際にクラブの形状もアイアン寄りのものとウッド寄りのものがあります。
時にはフェアウェイウッドの代わり、時にはアイアンの代わりとして使用することができ、メーカーによっては「レスキュー」や「ハイブリッド」とも呼ばれます。
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ぜひお気に入りの1本を探してみてください。
ウェッジの役割
ウェッジはアイアンと同じような形状をしていますが、より正確なショットをするためのクラブです。
ピッチングウェッジ(PW)やアプローチウェッジ(AW)、バンカーからのショットで使うサンドウェッジ(SW)などがその代表格です。
たとえば残り500ydで250yd打とうとした時、ちょっと失敗して220ydしか飛ばなくてもさほどスコアに影響はありませんが、残り100ydで50ydしか飛ばなかったら明らかにプラス1打かかってしまいます。
そんな時により正確な距離を出すために使うのがウェッジです。
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パターの役割
パターはボールを転がすために出来ています。
ゴルフではグリーン上のカップにボールを入れることが目標ですが、パターは主にこのグリーンで使用します。
ウッドやアイアンなど他のクラブでも使用はOKですが、元々転がすことに特化したクラブではないため、ほぼ100%の方がグリーン上ではパターで打ちます。
このパター、実はグリーン以外でも結構活躍します。
グリーンまで残り10yd付近からのアプローチや、林に打ち込んでしまって木の枝が張り巡らされているときに転がして脱出したりなど、プレーヤーの使い方次第では非常に便利なクラブでもあります。
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自分に合ったクラブの選び方
各クラブの性能(スペック)、特徴やデザインはまさに千差万別です。
クラブ選びは人それぞれのプレースタイルといいますか、体格や打ち方に合わせたものでないとなかなか思うようにいきません。極端にいえば100人いたら100通りのスペックが必要なんですね。
クラブが合わなければよいスコアを出すことが難しくなります。まずは自分に合ったクラブを選ぶための基礎知識を付けておきましょう。
シャフトはスイングスピードで決める
ゴルフを始めたばかりの方はボールが実際に当たるヘッド部分に注目しがちですが、場合によってはヘッドよりもシャフト部分のほうがはるかに重要なことも。
特にウッド系のクラブは飛距離重視ですから、シャフトのしなり具合は「飛びの生命線」となります。
シャフトの硬さを示す「フレックス」が自分に合っているものを選ぶのが賢い選択です。
シュレックスの硬さはL~Xの組み合わせで表記されます。たとえばRとSの中間であればSRといった具合です。
一般的に
- スイングスピードの遅い女性:L
- スイングスピードの速い女性:A~R
- スイングスピードの遅い男性:R
- スイングスピードの速い男性:S~X
となります。
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ヘッドは構えた時にしっくり来るか
ヘッドに関してはどのようなスイング軌道なのか、どんな弾道を打ちたいのかなどこだわりが強く出る部分でもあります。
しかしゴルフ初心者はあまり気にする必要はありません。これから練習に当たってどんどんと変わってきますからね。
一番重要なのは、なんといっても構えた時の安心感です。
試しにゴルフショップで何本がピックアップしてアドレスを取ってみてください。視覚効果によるものですが、打ちやすそう・または打ちにくそうというヘッド形状があるはずです。
性能はヘッドによりけりですが、ここ10年以内のモデルであればあまり心配する必要はなく、とにかく安心感のあるヘッドを選びましょう。
意外に重要なライ角
ライ角とはクラブの底辺を地面にピッタリとつけた時にできるシャフトの角度のことで、自分の体格にライ角が合っていないとスムーズにスイングができなくなり、またゴルフで重要な方向性も失われてしまいます。
アイアンを傘をさすように持ったらそのまま地面に降ろします。そのままクラブの底辺をピッタリと地面につけたまま構えた時にトゥ側が少し上がっている状態が一番しっくりと来ます。
なお、トゥ側が上がっていることをアップライトと呼び、その反対をフラットと呼びます。
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シャンクやダフリが続くときは「ライ角」に着目してみるのもいいでしょう。もしかしたらあなたにそのアイアンのライ角が合っていないのかもしれません。
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パター選びはフェースターンで決める
一概にパターといっても様々なモデル・形状があります。L字やT字、かまぼこのようなマレット型、改良版のネオマレットなど多岐に渡ります。
ゴルフ初心者だと非常に迷ってしまうところですが、まずは「自分のストロークで選ぶ」ところから始めましょう。
確認方法はいたって簡単です。ゴルフショップにあるパターコーナーでどれでも良いので1本パターを手に取りボールを打ってみましょう。
上から覗き込んだ時に
- 真っすぐ引いて真っすぐ押し出すタイプ
- やや曲線を描いてボールをヒットするタイプ
のどちらかに分かれます。これをフェースターンといいますが、
- フェースターンが多い:操作しやすいピン型やL字
- フェースターンが少ない:操作しにくいマレット型
をまずは選ぶと良いですね。
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どのクラブセットが良いの?
ここまで自分に合ったクラブの選び方について解説をしてきましたが、ここからはいよいよクラブセット選びです。
とはいえこれからゴルフを始めようという方にはフルセット(パターを含めた14本入り)はあまりオススメできません。
むしろ最初は少ない本数でしっかりと練習していった方が上達のスピードが上がります。
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とはいえ、やはり色んなクラブを使っていくほうがゴルフは楽しかったりもしますよね。そんな方には迷わず中古クラブセットをオススメします。
選び方などにもよりますが1~2万円ほどで用意することができますし、予算3万円であれば打ちっぱなし練習場や格安のコースにだって行くことも出来ます。
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ゴルフを始めるお金はいくらかかる?初心者が予算3万円で始める方法
未経験者にとって「ゴルフはお金がかかる」というイメージがあり、なかなかゴルフを始めようと思えずにいる方もたくさんいらっしゃいます。
でも実は思っているほどお金はかからないかもしれません。
今回は「ゴルフ未経験者」が道具を揃えるところから始め、デビューできるだけの練習をした上で初ラウンドするまでを3万円台で済ませるためにどうしたらよいかをまとめてみました。
初心者にオススメのセット
最初に用意するクラブセットは中古で良いとお話したのは、必ず買い替えの時がやってくるからです。
これまで自分に合ったクラブの探し方を解説してきましたが、練習を重ねていくにつれてスイングスピードが上がったり、自分なりのコツを掴んでいくようになります。
そこであらためて「前より上達した自分に合うクラブ探し」をしていくことこそゴルフの楽しさでもありますし、上達への近道でもあります。
以下はある程度中古クラブなどで練習した方、またはすでに数回はラウンドしている方に向けたクラブセットの紹介です。
ワールドゴルフの初心者用メンズゴルフクラブセットです。 大型ヘッドのドライバーは初心者でも振り抜きやすい44.5インチモデル。合計10本のクラブの中にはアプローチの手助けをしてくれる秘密兵器チッパーも入っています。 パターも初心者向きのマレットタイプで、軽量キャディバッグとクラブヘッドカバー付きです(税抜29,800円)。ワールドイーグル メンズゴルフクラブセット
ドライバーは460cc大型ヘッドでフェース面積の大きいセミディープを採用。 ドライバーのミスが多い初心者のためにフェアウェイウッドが2本入っています。2打目以降の挽回に使いましょう。 アイアン・ウェッジには目標が狙いやすいようにブルーのスコアラインが施されています。 パターにはまっすぐ打ちやすいようにストレートアライメントがあるなど、初心者ゴルファーに配慮された作りになっています(税抜29,800円)。 MAXCAT メンズクラブセット
ゴルフ女子には嬉しい「アクアブルー・ブラックベリー」の2カラーから選べるクラブセットです。 ドライバーは始めて間もない女性でも理想的な飛距離が出るようにロフト角13°を採用。 独自のポケットキャビディによる掴まりの良いアイアンは高価格クラブにひけを取りません。 グリップからヘッドカバーまで統一されたデザインは、華やかなゴルフライフを演出してくれます(税抜34,800円)。ゴルフ女子にオススメのクラブセット